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留学生のライアンさんがマーケティングをテーマにオールイングリッシュのセミナーを開きました
米国・イーロン大学から外大に派遣されている留学生のタイシュ・ライアンさんが、外大生に向けてマーケティングをテーマにオールイングリッシュでセミナーを開きました。マーケティングの基礎を学ぼうと昼食時間帯にも関わらず、多くの学生が耳を傾けました。
▲多くの学生が耳を傾けました
米国で国際ビジネスを専攻しているライアンさんは、2023年の秋学期に留学生別科で日本の文化やビジネスを学び、現在は国際交流部でインターンシップをしています。専攻している国際ビジネスについて1人でも多くの外大生に理解を深めてもらいたいと今回のセミナーを企画しました。
▲6つのテーマに沿って講演するライアンさん
セミナーでは、「マーケティングとは」「核となる5つの側面」「マーケティングの進化」「消費者へのアプローチ」「顧客価値の創造」「マーケティングプラン」の6つのテーマに沿って講演しました。
参加者に「特徴について何も書かれていない160円の水と、特徴が書かれたパッケージ付きの100円の水ではどちらを買いますか」と問いかけるなど、マーケティングへの関心を引くようなやり取りを織り交ぜながら講演を続けました。
▲日本企業のマーケティングの傾向についても紹介しました
また、日本の企業でのマーケティングで、とても重要視されているものとして「ステークホルダー」を取り上げました。日本の多くの企業には古くから、近江商人の理念である「三方よし」(買い手よし、売り手よし、世間よし)の概念が深く根付いているとし、自分たちの利益だけを追求するだけではいけないことを紹介しました。
セミナー後の質疑応答では、「マーケティングを学ぶことでどのような職業で活躍できますか」「マーケティングの仕事はAIによってなくなりますか」といった質問が出ました。