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「国際交流や留学」をテーマに、短期大学部英米語学科のK.G.C.ベーシックスBの全体授業が行われました
短期大学部英米語学科の1年生を対象にしたK.G.C.ベーシックスBの全体授業が9月18日に、谷本記念講堂で行われました。「グローバルエリート育成機構」理事長の山内周司さんが「国際交流や留学」をテーマに講演しました。
▲短大英米学科の1年生全員が参加しました
山内さんからは長年にわたり、米国の協定校マーセッドカレッジへの短大生の学位留学や語学留学について準備や派遣をめぐり協力を受けています。
講演では、留学や海外経験によるキャリア選択のほか「才能vs運」「追い風を得るには」をテーマに体験談を踏まえて講演しました。
▲「国際交流や留学」をテーマに講演する山内さん
山内さんは最初に「格闘家として米国でチャレンジするためにバックパック1つで渡米したのが始まりでした」と話し、皿洗いやすし職人、不動産仲介業者、資産管理などさまざまなことに挑戦してきたことを紹介しました。
また、初任給や年収の日米豪間の格差から見える社会の現実や日本企業のグローバル化についても話しました。就職活動の際に、グローバル化が進む日本企業が求めているのは「語学×専門性」であるとし、「外大では留学環境や語学を磨ける環境が十分に整っています」と学生を励ましました。
▲講演を聞きながら学生は熱心にメモを取っていました
成功するためには「才能」と「運」のどちらが必要なのかについて触れ、成功者と言われている人がインタビューなどで答える話の特徴として「自力」と「他力」と挙げました。また、成功するには「多大な努力や諦めない心などの自力があり、そこに巡ってくる運をつかみ、成功へと導いています」と話しました。
最後に、スタンフォード大学大学院のジョン・D・クランボルツ教授の言葉を引用して「Planned Happenstance Theory(計画された偶発的論理)」をメッセージとし、外大生に期待を寄せました。