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今年最後のオープンキャンパスが開かれ、高校生ら2860人が訪れました
第7回オープンキャンパスが9月22日に開かれました。午前中は、時折強い雨が降るあいにくの空模様でしたが、高校生とその保護者ら2860人が訪れました。今年のオープンキャンパスはこれが最後です。
▲雨の中、キャンパスを移動するみなさん
●・・・オープニング
谷本記念講堂のオープニングでは、外国語学部スペイン語学科4年の渡辺大雅さんが、充実した留学プログラムが外大の大きな魅力としたうえで、スペイン・マドリードでホームステイをした自身の留学体験を紹介、「ホストファミリーとの交流が貴重な体験となりました。語学ばかりでなく、スペインの歴史や政治が現地で学べたことで視野が広がった」と話しました。
▲オープニングで自身の体験を話す渡辺大雅さん
最後に「大学は勉強するのも、怠けて遊ぶのも自分次第。ただ、外大に入学したら、ここで得られる大きなチャンスを逃さないで」と、来場した高校生の皆さんを励ましました。
●・・・公募制推薦入試対策
谷本記念講堂では午後から、公募制推薦入試の対策講座が開かれました。壇上に上がった予備校講師が参加者の学年を確認したところ、ほぼ高校3年生と分かり、過去の出題傾向の詳細な解説とともに、長文読解のコツを話しました。
▲多くの高3生が参加した公募制推薦入試対策講座
公募制推薦入試(前期日程)が11月に迫り、講師は「試験日までいよいよカウントダウンに入りましたが、今一度過去問をじっくりと見て外大の入試問題に慣れ、準備をしておいてください」と呼びかけました。
●・・・体験授業・グローバル・コミュニケーション オースティン・ヘザー講師
国際共生学部の体験授業ではオースティン・ヘザー講師が「The Iceberg of Culture」をテーマにオールイングリッシュの体験授業を行いました。初めに高校生らに「What are some example of Japanese history?」と尋ねて授業が始まりました。
ヘザー講師は「文化は氷山のように表現でき、海面上に見えている10%は、見えたり・聞いたり・触ったりできる文化です」と説明しました。そして「一方で残りの90%は「価値や信念」となっていていますと説明しました。また、見えない文化は見える文化に影響を与えています」と講義しました。その後、「お箸」「パーソナルスペース」「子育て」「歌舞伎」「家族に対する責任」などの15個の文化の例をあげ、学生らはどれが氷山に当てはまるのかを考えました。
▲高校生らと会話をしながら体験授業が行いました
●…外国人留学生と話そう
「留学生と話そう」のブースでは、次々と高校生が「Hello」とあいさつしながら、留学生の待つブースに入ってきました。ベネズエラから来たアンさんのブースでは、国や食べ物についての紹介、将来の夢について話していました。また、文化紹介としてサルサダンスを取り上げ、動画を高校生に見せながら紹介しました。
大阪市内から訪れた高校3年の女子生徒2人組は、「留学生と話そうのブースに行きたくて一番乗りで来ました」「実際に留学生と話してみて英語を聞き取るのが難しかったです」と話していました。
ドイツから来たジャスミンさんのブースでは「関西外大で何を学んでいるのですか」「いつから日本にいるのですか」「どれくらい日本語を勉強しているのですか」と訪れた高校生から質問が次々と出てきました。
▲写真や動画を見せながら母国について紹介しました
●・・・「Global Commons 結 -YUI-」見学ツアー
御殿山キャンパス・グローバルタウンでは、留学生と外大生が学・住・食を共に生活する教育施設「Global Commons 結 -YUI-」の見学ツアー が行われました。受験生らがレジデントアシスタント(RA)の案内で、居室や共同キッチン、コミュニケーションスペース、シャワールーム、PCルーム、スタディールームなどを巡りました。
▲「室内にこもりっきりにならないように部屋は少し狭くしてあります」と説明しました
滋賀県から訪れた高校3年の女子生徒は「居室が狭い理由がよく分かりました。海外からの留学生との生活が日常生活になるすばらしい施設です」と感激し「ここに絶対住みたい」と話していました。
▲キッチンで留学生と外大生が共同で食事をつくります
また、広島県から来た高校3年の女子生徒は「留学生と共同生活できる環境が整っていて不安はありません」といい「キャンパスがとてもきれいなのでぜひ入学したいです」と設備を見て回っていました。