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留学生6人が泉大津市立浜小学校の「World Village」に参加し、日本と海外の文化の違いをお互いに紹介しました
留学生6人が泉大津市立浜小学校で開かれた「World Village」に参加し、それぞれの文化をテーマに英語と日本語を使って交流を深めました。
浜小学校を訪れたのは、ゾエさん(米国)、ペリーさん(同)とダンカンさん(オランダ)、アレッテさん(同)、ロテムさん(イスラエル)、チョンさん(韓国)の留学生と、丹井美南さんと古澤奈桜さんの2人の外大生がサポートしました。
▲6人の留学生と外大人2人が「World Village」に参加しました
泉大津市立浜小学校は英語を使って授業をするイマージョン教育を公立学校としては全国で3校目に取り入れ、英語教育に力を入れています。
「World Village」は5年生の授業で行われ、児童たちは留学生に日本の文化を、留学生は児童に母国の文化を教えました。「World Village」には、関西外大の留学生以外にも羽衣国際大学とファーストスタディ日本語学校泉大津校の外国人学生も参加しました。
▲興味津々に留学生の話に耳を傾ける小学生
体育館に小学生が担当する日本文化ブースと留学生が担当する海外文化ブースがそれぞれ6ブース設けられ、留学生は交互に母国の文化を紹介したり、日本文化ブースに訪れて話を聞きに行きました。
日本文化ブースでは「だんじり祭り」や「日本のアニメ」「日本の食べ物」などをテーマに小学生がオールイングリッシュで発表しました。日本のアニメ紹介では、絵描き歌に合わせて絵を描く挑戦をしたほか、留学生は英語でリアクションを取ったり、質問しながら日本文化を学びました。
▲留学生たちはトトロの絵描き歌を教えてもらいました
海外文化ブースでは、「米国(テキサス州とハワイ州)」「オランダとイスラエル」「韓国」について紹介する3つのブースを留学生が担当しました。ハワイ州からきたペリーさんの発表では「アサイーボウルは知っていますか」「スパムおにぎりを食べたことがありますか」とハワイを代表する食べ物を紹介しながら小学生とコミュニケーションをとっていました。
▲英語と日本語を混ぜながら交流を深めました
参加した留学生の皆さんの感想です。
■ゾエさん(米国 国際共生学部編入生)
子どもたちはとても優しかったです。もしまた参加することがあれば、もっと魅力的で楽しい発表にしたいと思います。
■ペリーさん(米国 パシフィック大学)
ハワイの文化について詳しく教えることができ、日本文化についても学ぶことができて有意義な時間でした。また、日本の教育制度についても学べて、教育学を専攻している私にとってとても貴重な経験となりました。
■ロテムさん(イスラエル エルサレム・ヘブライ大学)
小学校に訪問し、子どもたちに会うことができて本当に嬉しかったです。他大学の留学生や先生方そして子どもたちと、英語と日本語を使って楽しく交流することができました。
■ダンカンさん(オランダ NHLステンデン応用科学大学)
子どもたちは英語がとても上手でした。小学生は熱心に発表を聞いて、質問することを恐れていませんでした。また日本文化の発表も聞いていて楽しく、とてもためになりました。
■アレッテさん(オランダ ロッテルダム応用科学大学)
私たちの発表にとても興味を持ってくれました。小学生と話したり、話を聞いたりするのがとても楽しかったです。異文化交流は普段の授業では難しく、このようなイベントはインタラクティブな方法で、異なる国や文化について学ぶのにとても良いと感じました。
■チョンさん(韓国 啓明大学)
小学生はとても親切で礼儀正しく、さまざまな文化に好奇心旺盛でした。一緒に会話するのが本当に楽しかったです。また、母国・韓国の文化を知ってもらえたのもうれしかったです。