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留学生が枚方市立香里小学校の5年生のクラスを訪れ、オールイングリッシュで交流を深めました
留学生7人が10月10日、枚方市立香里小学校を訪れ、5年生とオールイングリッシュでお互いの街や文化を紹介して交流を深めました。
▲留学生たちを歓迎しました
香里小学校の5年生と交流したのは、マヤさん(オーストラリア)▽スミレ・カロリナさん(パラグアイ)▽エルジン・ケスターさん(フィリピン)▽エリザベスさん、サマンサさん、スティーブンさん、タイラーさん(米国)の7人と、サポート役として参加した「Learning Nexus 教育チーム」の小前美優さん(外国語学部英米語学科4年)▽出口勇信さん、ウォルフ衣緒乃さん、松尾祐佳里さん(国際共生学部1年)です。
留学生は4クラスに分かれて、それぞれ自己紹介からスタートしました。スライドを見せながら「私はアメリカのフロリダ出身です。有名なカーレースが開かれます」などとオールイングリッシュで説明しました。
続いて5年生が「私の Home Town」をテーマに、地元のお勧めのアミューズメントパークやレストラン、温泉施設などを留学生に紹介しました。1人ずつ、事前に準備した画像や英文のスライドを示しながら「私は温泉が好きなのでよく行く温泉施設を紹介します」「僕は餃子の王将を紹介します。ラーメンとギョーザを食べます」などと話しました。留学生が「温泉はまだ行っていないから行ってみたい」「ラーメンもギョーザも大好き」と答えると歓声が上がりました。
地元を紹介した5年生は次に、留学生に英語で質問しました。「日本で行ってみたいところはどこですか?」「どんな映画が好きですか」という質問に、留学生は「北海道に行きたい」「映画はゴジラが好き。プリンセスもののけも気に入っています」などと答えていました。また「筋肉を鍛えている」という留学生に「筋肉を見せてほしい」と頼み、いっしょにポージングをする児童もいました。
このあと体育館で5年生全員で「ソーラン節」を留学生たちに披露しました。
▲留学生はソーラン節の熱演に感激していました
日本の小学生との交流は初めてというマヤさんは「とても楽しかった。子どもたちのプレゼンがとても分かりやすくて、英語のレベルが高くて驚きました」と話していました。
また、日本語を学んで2年半になるというタイラーさんは「子どもたちはみんなとても元気だった。ポージングまでできて楽しかったです」といい「どうやったら英語がうまく話せるようになるか質問した子がいて驚きました」と話していました。
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教員を目指す外大生中心となり、留学生と共同で語学学習やプロジェクトを支援する「Learning Nexus Education Team」は、香里小学校への訪問に先立ち、参加する留学生に対して事前学習の時間を設けました。事前学習では、小、中学校が義務教育であることや先生の講義が授業の中心であることを説明しました。事前学習が済むと、Zoomを通じて香里小学校の5年生に英語と日本語を混ぜながら自己紹介をしました。
▲事前学習のあとはZoomを通して交流しました