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大学院生14人が修士論文の公開発表を行いました

大学院生による修士論文の公開発表が10月19日、中宮キャンパスで行われました。英語学専攻5人、言語文化専攻9人が専攻ごとに三つの教室に分かれ、発表時間25分、質疑応答時間10分で行いました。

冒頭、大学院外国語学研究科長の菊池清明教授が「この論文が、修士課程のみなさんは集大成、博士前期課程のみなさんは、出発点となります。提出まで約2か月間、しっかりとした論文を完成させてください」とあいさつしました。両教室では、大学院生、学部学生、教員ら合わせて約40人が発表を聞きました。


▲提出ま約2か月。「しっかりとした論文を」と大学院生に呼びかける菊池教授

発表に立った大学院生はそれぞれ、論文テーマについて、研究背景や研究目的、仮説から理論や研究成果、結論までスライドを使いながら簡潔に説明しました。
質疑応答では、質問とあわせて「理論の数が多すぎではないか、一つに絞り、突き詰めたほうがよい」などの指摘もあり、大学院生たちは緊張した様子で応答をしていました。


▲緊張した様子で論文について発表する大学院生

発表者と研究テーマは以下の通り。

■英語学専攻
櫻井 敦史   「同族目的語構文における意味拡張-動的文法理論におけるアプローチ-」
前坂 麻実   「The Inteligibility ofJapanese EFL Learners'Pronunciation 」
清水 篤司   「Japanese Learners' Difficulty in English Pronunciation from Formant Analysis」
青山 瑞季   「英語教育における異文化理解の役割とその方策について~教科書から見るストラテジー~」
金  諾    「コーパス分析に基づく日中母語話者の英語関係節の習得に関する研究」

■言語文化専攻
佐瀬 夏紀    「中国人日本語学習者のSNS使用時における行為要求表現」
夏  莉雯    「日中食卓上の礼儀やボディーランゲージの対照研究」
許  文傑    「広東語と日本語における副詞の対照言語学的研究」
毛  冠潤    「日中無標識受身文における対照研究―対訳作品からアプローチ―」
ポスル 慧麻   「藤岡勝二の『大英和辞典』第1巻(大倉書店,1921年)と第2巻(大倉書店,1932年)における語彙論的研究」
汪  洋      「日本語における一次元的な助数詞の認知言語学的研究――中国語における量詞との対照の観点から――」
本山 千夏    「米国の半導体政策は現実的な政策に基づいている」
齋藤 龍太郎   「リアリズムの視点から見る国家間のサイバーセキュリティの比較分析」
鳥井 優樹   『ヒーローに見る日米文化の比較研究』

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