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関西外大生が韓国・釜山の霊山大学を訪れて「日韓大学生国際文化交流会」に参加しました
関西外大の学生12人が韓国・釜山にある霊山(ヨンサン)大学を訪れて「日韓大学生国際文化交流会」に参加し、同大学の観光文化芸術学部航空観光学科の学生や教員と交流を深めました。
▲韓国・霊山大学で交流会に参加しました
霊山大学を訪れたのは、外国語学部の姜京守教授のマーケティング、経営学を履修する1~4年生12人で、10月31日に海雲大キャンパスを訪問しました。霊山大学の観光文化芸術学部は、QS世界大学ランキングの Hospitality & Management で韓国3位、ソウル以外の地域では1位で、航空観光学科は課外チャレンジプログラムで高い評価を受けています。
▲現地のメディアでも大きく取り上げられました
交流会では前半に、外大側が日本のさまざまなテーマを取り上げてプレゼンテーションし、後半に霊山大学の学生が主導する実務教育プログラムに取り組みました。
プレゼンテーションでは最初に、平井舞莉亜さんと山中梨瑞さん(ともに英語キャリア学部4年)が「日本の大学生の就職活動」をテーマに発表しました。就職事情がとても厳しい韓国側の学生から要望があったテーマで、大きな関心を集めました。また、英語キャリア学部1年の金川羽菜さん、杉浦心咲さん、沼倉琉真さん、阪東凛央さんが関西外大の歴史や特徴を説明すると、霊山大学の教員から注目されました。
▲外大生が「私たちのキャンパス生活」をテーマにプレゼンしました
続いて、霊山大学側が実務教育プログラムを行いました。航空業界について説明した後、K-POPダンス体験、航空非常脱出訓練、カクテルづくりなどを試みました。
▲実務教育プログラムを体験しました
VR(Virtual Reality、仮想現実)を使ったプログラムでは、VRヘッドセットを着けて、仮想空間で起きた機内火災のシミュレーションを体験しました。またK-POPダンス体験では、全面がガラス張りのダンス教室に入り、実際にコンサートのステージに立っているような感覚の中でダンスを試みました。
▲VRを使ったプログラムで機内火災のシミュレーションを体験しました
▲K-POPダンスも体験しました
阪東さんは「国や言語の壁を超えて素晴らしい交流ができました。VRやカクテルづくり、K-POPダンスなど、なかなか体験できないことをさせていただき、とても楽しい思い出ができました」と述べ「新しい友人が生まれ、視野が広がりました」と喜びました。
沼倉さんは「とても不思議で新鮮でした。最初はどうすればいいか分からなかったのですが、VRでは本当にキャビンアテンダントになった自分がその火災現場にいるようで、非常に臨場感がありました。貴重な体験をさせていただいたことに感謝申し上げます」と話していました。
今回の交流会を引率した姜教授は「霊山大学とのMOUを基に、グローバルな学びと理解をさらに深めて国際交流を強化していきたいと思います」と話しています。また、霊山大学航空観光学科長のクォン・ドヒ教授は、「今後も学術的な知識を共有し、共同セミナーの拡大を通じて、学生たちが国際舞台で活躍することを期待しています」と述べました。