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留学生が交野市で開かれた「クッキング交流会」に参加して、巻きずしやお好み焼きづくりに挑戦しました
留学生が日本食のつくり方を学びながら日本人と交流を深めてもらおうと11月17日、交野市の市立保健福祉総合センター(ゆうゆうセンター)で「クッキング交流会 Cook & Taste」が開かれました。関西外大の留学生12人のほか、交野市在住の留学生やALT(Assistant Language Teacher、外国語指導助手)ら10人も参加して、50人以上が日本食を楽しみました。
▲外大の留学生のほか、交野市在住の留学生も参加しました
NPO法人の交野市国際交流協会が毎年開催している交流会で、この日のメニューは巻きずし、お好み焼き、白玉だんご、みそ汁でした。
最初に巻きずしのつくり方を習いました。のりに裏と表があることや、のりの端に少し水を付けると巻きやすくなるなどのアドバイスを受けたあと、キュウリや卵焼きを具材にして巻きずしづくりに挑戦しました。
▲最初に巻きずしのつくり方を教わりました
「7年前に自宅で友だちと巻きずしをつくったことがある」という米国からの留学生のクリフさんは「米国では巻きずしはとても人気があります。特にサーモンやカニ、エビ、アボガドなどが入っているカリフォルニアロールは大好き」ときれいに仕上がった巻きずしに満足そうでした。
▲「米国でも巻きずしは人気」と話すクリフさん
オーストラリアから来たマヤさんと米国の留学生のセシリアさんも「クリームチーズとか照り焼きチキンが入った巻きずしもあります。おいしいしとても健康的です」と話しながら早速試食していました。
▲出来上がった巻きずしを早速頬張る(左から)セシリアさん、マヤさん
お好み焼きにも挑戦しました。クッキング交流会に参加するのは初めてで、日本食では刺身が一番好きというカナダからの留学生のミヤ・ハンナさんは「お好み焼きはカナダにもないのでつくり方を覚えることができて良かったです。カナダに帰ったら友だちといっしょにつくってみます」と話していました。
▲お好み焼きのつくり方も教わりました
交野市の小学校や中学校で3年前からALTを務めているガーネットさんは「日本の子どもたちはALTの授業では楽しく英語を話しているけれど、文法の授業になると難しそうにしています」と言います。クッキング交流会については「とてもおもしろいイベントです。子どもたちがたくさん参加して、英語を気軽に話す機会にしてくれたら良いと思います」と話していました。
▲地元の子どもたちも参加して和気あいあいとつくりました