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中国・上海理工大学と留学派遣や受け入れに関する協定を結びました
関西外大は11月26日に、中国・上海理工大学と留学派遣や受け入れに関する4つの協定を結び、谷本榮子理事長と張華副学長が協定書に調印しました。
▲協定書に調印した谷本理事長(前列左)と張副学長(前列右)
上海理工大学は、上海の主要な応用研究大学です。工学を主体に理学や、経済学、経営学、文学、法学、芸術など18の学部を有し、1万6000人の学部生と1万2000人の大学院が在籍しています。また、国際協力や国際交流に力を入れており、41カ国・地域の208の大学・研究機関と関係を築いています。
▲協定書に署名しました
協定書調印式には、張華副学長、劉芹外語学院院長、李叶外語学院日本語学科副学科長、外語学院国際交流担当曹秋晨さんの4人が関西外大を訪れました。谷本理事長と張副学長は、留学生の派遣・受け入れや連携強化に関わる協定書を交わしました。
▲関西外大の歴史と教育内容について紹介する谷本理事長(中央)
協定書調印式後、谷本理事長が太平洋戦争終戦直後「二度とあのような戦争を繰り返してはならないとの思いから、国際人の育成と実学を理念に教育を行ってきました」と話し、2025年には創立80周年になることを紹介しました。
また国際交流では、「年間2000人の外大生を海外に送り出し、1000人の海外留学生を受け入れています」と海外留学について説明しました。「今までは欧米との関わりが深かったのですが、これからはアジアに目を向けていこうと思っています」とし、2025年4月に新設する英語国際学部のアジア共創学科を紹介しました。
▲中日の交流を深めたいと話す張副学長(左)
張副学長は、「本日の調印によって本学に新しい展開を迎えることになり嬉しく思います」としたうえで、「理工を中心とした学びを活かした外語学院も有しています。英語、ドイツ語、日本語を学べ、米国・ニューヨーク市立大学と共同研究を行っています」と紹介しました。
そのうえで、「学生が日本文化を体験できる場所として、日本文化交流センターも設置しています。中日の交流を深めていきたいと考えておりますので、上海理工大の学生にもぜひ外大で学んでほしいです。また、関西外大の学生には上海理工大に来て頂きたいです」と期待していました。