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外大祭・穂谷祭開く クラブ・サークル活動の成果披露
外大祭と穂谷祭が30、31日の両日、それぞれ中宮キャンパスと学研都市キャンパスで行われた。学生たちは、日頃のクラブ・サークル活動の成果を披露したり、模擬店で自慢の味を競ったりしてキャンパスライフを謳歌した。晴天に恵まれ、多くの周辺住民も訪れ、学生と交流した。
▲オープニングの演奏をする吹奏楽部
50回目を迎えた外大祭のテーマは「50 NEXT~出会いのその先へ~」。午前9時30分から学生広場でバルーンを飛ばして開祭式が行われた後、吹奏楽部がオープニング演奏。チアリーダー部PIRATESが華麗な演技を見せて華を添えた。報徳幼稚園児によるマーチング演奏も行われた。
▲ミュージカルコンサートを熱演する英語研究会のメンバー
各教室やラウンジではクラブやサークルの催しが行われた。第1学生ラウンジでは、英語研究会(E.S.S.)が米国の若者を描いた英語のミュージカルコンサート「American idiot」を上演した。外国語学部英米語学科3年廣田美月さんら2人が監督を務め、6人が演じた。約40分の熱演に会場から盛んに拍手が送られた。
▲落語笑会の3人娘(左から)中宮プリン、夢亭だんご、中宮アイス
1103教室では、落語笑会が「中宮初冬寄席~勝負の女子(おなご)たち~」と題して、女子部員3人が競演した。順番に高座に上がった中宮プリンこと濱田美佳さん(外国語学部英米語学科3年)が「ねずみ」、夢亭だんごこと橋元香歩さん(短期大学部2年)が「田楽食い」、中宮アイスこと金井未希さん(外国語学部英米語学科3年)が「動物園」を演じ、観客の笑いを引き出していた。
箏曲部は1102教室で、茶道、華道とコラボした模擬店を出展。華道の作品10数点が展示された会場では、「さくら舞曲」の琴の演奏が流れる中、裏千家のお茶が振る舞われた。カナダ・シャーブルック大学出身の留学生ピエールアレクサンドル・ラブランシャル君は茶碗を手に「デリシャス」と笑顔を見せていた。
▲外大祭に登場した2020年東京オリンピックののぼり
JAZZ研究会BEATsは、5つのバンドが軽快なメロディーを奏でたほか、「去年よりパワフルに」と、全員で演奏するビッグバンドも開催し、ジャズファンを熱気に包んだ。アカペラサークル「Vox Chord」は20バンド、50人が続々と登場し、息の合ったハーモニーを聞かせた。会場には、2020年東京五輪ののぼりも立てられ、ムードの盛り上げに一役買った。ミスコン「Go for Miss GAIDAI~粋~」も行われ、外国語学部3年梶田真澄さんがグランプリを獲得した。
穂谷祭は「おもてなし」の精神で
「穂っともっと。~これがウチらの穂スピ谷ティー~」がテーマの穂谷祭は30日午前10時、学研都市キャンパスの体育館でオープニング。谷本榮子理事長が「本学70周年の1ページを飾るイベントになるように期待しています」とあいさつした。
▲ 感謝のメッセージを述べる女子駅伝部
続いて、10月25日に仙台市で開かれた第33回全日本大学女子駅伝対校選手権大会で13位に入った女子駅伝部のメンバー11人が成績報告。港菜月さん(国際言語学部3年)が「応援ありがとうございました。昨年より順位を8位上げることができました」と感謝の言葉を述べた。
円形ステージの周囲と体育館地下のピロティに計25の屋台が並び、大勢の人でにぎわった。屋台コンテストで1位になった孔子学院はちまきと焼売を提供し、大人気。ピロティでは、ドイツ語研究部が約15分で似顔絵を描き上げる「にがおえや」も出店した。
▲ 肌寒さを吹き飛ばしたフラダンス部の熱演
初日の体育館ステージでは、フラダンス部が常夏のハワイを思わせる衣装で演じ切り、拍手を浴びた。午後からは、人気のお笑いコンビ「学天即」「ダイアン」「笑い飯」が満員の客席とやり取りし、会場は笑いと歓声に包まれた。
2日目はNHK関西ローカルのバラエティー番組「あほやねん!すきやねん!(あほすき)」のレギュラーで、シンガーソングライターの近藤夏子さんが出演した。午前中は会場に固定カメラ2台を据えて大阪放送局と結び生放送。ハロウィーンで仮装した学生も陣取って、番組を盛り上げた。午後からのライブコンサートでは、オリジナル曲を次々と歌い上げた。
体育館下のスペースでは、ダンス部がさまざまなパフォーマンス。ビートのきいた音楽に乗って、次々とチームが登場し、大きな歓声を浴びた。