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GLOBAL COMMONS 結 -YUI- で留学生が餅つきを体験しました
留学生に日本の伝統的な生活や文化に親しんでもらおうと、御殿山キャンパス・グローバルタウンの「GLOBAL COMMONS 結 -YUI- 」で2月2日、「餅つき」を行いました。日本に来たばかりの留学生は、実際に餅つきを体験しながら、外大生との親睦を深めました。
▲おいしそうな餅がつきあがりました
留学生全員が体験できるように、各ユニットごとに分かれて午前から夕方まで餅つきが続きました。
最初に、RA(レジデントアシスタント)を務める外大生が「餅」についてレクチャーしました。「餅は平安時代から人気が出て、特別な日に振る舞われるようになりました」などと歴史について説明するとともに、もち米を蒸して、ついて、丸めていくまでのプロセスを映像を見ながら確認しました。
▲餅つきの前に「餅」についてレクチャーを受けました
続いて、芝生広場に設けた臨時の〝餅つき会場〟で、実際に杵(きね)を握り、臼(うす)で餅つきを試みました。餅つきは初めてという留学生がほとんどで、少し緊張した面持ちで杵を持ち、丁寧についていました。
▲腰が入っていていい感じです
▲もう少しついた方がいい??
米国・カンザス州から来たキャノンさんは「米国ではラーメン店で働いていたので、餅を食べたことはあったけれど餅つきは初めて。もっとたくさんついてみたい」といい「日本は文化も食べ物もとても素晴らしい国。和食を研究してみたいです」と話していました。
▲「もっとたくさんついてみたい」と話していたキャノンさん(右)
出来上がった餅はそれぞれのユニットに持ち帰り、早速、全員で丸めました。そして、あんこやきな粉をつけて、自分たちでついたばかりの餅をじっくりと味わいました。
▲粘りが強くて丸めるが大変でした
▲あんこやきな粉をつけて早速食べてみます
「米国ではデザートして食べるアイスクリームが入った餅がとても人気です」という米国・ケンタッキー州からの留学生、シシリアさんは「餅つきはとても楽しかった。ただネバネバしていて丸めるのが難しかったです」と笑顔があふれました。中学生のときに日本語に興味を持ったというシシリアさんは「日本の宗教や文学を学びたいと思っています。京都で着物を着てお祭りに参加してみたいです」と話していました。
▲「米国ではアイスクリームをはさんだお餅が人気ですよ」と話すシシリアさん(左から2人目)