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短期大学部のFD研修会が開かれ、学生への指導などをテーマにグループ協議を行いました
「授業評価の結果をどのように活用しているか」「学生をどのように指導しているか」をテーマに2月19日、短期大学部のK.G.C.ベーシックスFD研修会が開かれました。
この日は短期大学部の教員が6グループに分かれて、テーマに沿ってグループ協議を行いました。
▲2つのテーマに沿ってグループ協議しました
「授業評価の結果をどのように活用しているか」では、授業外学修時間と「学ぼうとする意欲を持つことができた」「新しい知識・スキルを得た」との相関関係のデータを比べながら、学生の積極的な授業参加を促すためにどのような工夫をしているかについて議論しました。
教員からは「フィードバックは細かく丁寧に、レスポンスは迅速に行う」「学生から発言があれば、励まし、褒めるように心掛ける」などの意見が出ました。
▲熱心な議論が続きました
続いて「学生をどのように指導しているか」では、マナーや態度が良くない事例を挙げたあと、具体的にどのような指導をしているか意見を交換しました。「予防するための指導が大切だ」「席を指定してはどうか」などのほか「遅刻すれば心配しているような形で事情を聞く」などの意見が出ました。一方で「どう考えても悪い態度に対しては、その場でしっかりと指導すべきだ」との厳しい見方もありました。
締めくくりとして谷本和子学長が「学生との信頼関係のうえに叱るのと、信頼関係がないまま頭ごなしに叱るのとでは学生の受け止め方が違います。信頼関係はできているでしょうか」と問い掛けました。そして「現在の学生はアクティブラーニング世代です。みんなで授業をつくっていこうという感覚があります。授業のやり方に〝自分ごと〟をどのように織り込んでいくかが大切です」と話しました。
▲谷本学長がグループ協議を総括しました