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春の兆しが見え始めた京都・東山で留学生と外大生が「御朱印トリップ」を行い寺社を巡りました

 留学生と外大生の交流を深めようと活動するグループ「Link-環-」が、春学期のスタートに合わせてフィールドトリップを再開しました。再開第1号として3月1日には、春の兆しが少しずつ見え始めた京都・東山で「御朱印トリップ」を行い。留学生と外大生約20人が参加しました。


▲〝マイご朱印帳〟を手に京都・東山を巡りました

 「Limk」は、茶道や友禅染などの日本文化を留学生に体験してもらったり、外大生ともに神社仏閣を訪れて交流を深める活動を続けている外大生のグループです。今回は、2月19日に「グローバル・イノベーション・プロジェクト(GIP)」と共催した御朱印帳づくりで制作した〝マイ御朱印帳〟を手にトリップに参加しました。

 御朱印帳トリップでは、浄土宗総本山の知恩院▽豊臣秀吉の正室・北政所ゆかりの高台寺▽北政所が晩年を過ごした圓徳院▽祇園さんと呼ばれて親しまれている八坂神社を訪れました。

 知恩院では、高さ24メートルの国宝の山門に「とても大きくて迫力がある」と感想を漏らす留学生がいたほか、鶯張りの廊下を歩いたり、除夜の鐘でおなじみの大鐘楼を間近に見た参加者から「すごい」と歓声が上がりました。


▲知恩院の大鐘楼を間近に見て歓声が上がりました

 高台寺では、小堀遠州の作といわれる庭園をながめ、霊屋に安置されている秀吉と北政所の座像を見学しました。「貴重な坐像を見ることができて良かった」と話す留学生もいました。


▲高台寺では秀吉と北政所の歴史に触れました

 また、圓徳院では北政所も眺めたといわれる日本庭園を静かに楽しみました。一方で〝食べることができる御朱印〟などさまざまな種類の御朱印があり、留学生が珍しそうに選んでいました。


▲座敷から静かに日本庭園を楽しみました

 参加した留学生は「いろいろな御朱印をいただくことができました。とても楽しかったです。日本人の友だちをつくることができて、日本語を練習できました。いろいろなお寺を回ることができて良かったです」と話していました。

 外大生からは「普段行かないような所にあるお寺に行くことができ、一緒に食べ歩きをしながら留学生とも友だちになることができて楽しかったです」とトリップを満喫していました。


▲日本の文化に触れ、友だちもたくさんつくることができました

 Linkのスタッフの栁町直輝さん(英語国際学部1年)は「留学生は、自分の手でつくった御朱印帳に実際に御朱印をいただき、うれしそうに散策していました。また外大生は見どころを英語で説明していました。皆さんの楽しそうにしていました」と振り返り「春学期も皆さんが日本を体感できるトリップ企画を考えています。ご参加お待ちしております」と話していました。

 また廣瀬莉実さん(英語国際学部3年)は「春学期も季節や日本文化を楽しみながら交流できる機会をつくります。皆さん、ぜひご参加ください」と呼び掛けています。

 

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