外国語学部英米語学科4年の野見山燎さんが、フランスの名門ビジネススクール「EMlyon Business School」の大学院「MSc in Luxury Management & Marketing」へ進学します。同スクールは、大学やビジネススクールのランキングで上位を占めている難関校で、マーケティングやラグジュアリービジネスでは優れた教育・研究の実績を誇っており、高い評価を受けています。

▲3月8日は学位記授与式でした

　野見山さんは、外国語学部の姜京守教授の指導を受けて、「ファッション業界におけるエコフレンドリーなマーケティング活動がＺ世代の購買行動に与える影響」をテーマに卒業研究に取り組みました。環境問題への意識が高まる中で、企業のサステナビリティ戦略がＺ世代を中心にした消費者の購買行動にどのような影響を与えているかについて、実務面から切り込み、学術的な分析を試みました。

　EMlyon Business Schoolは、AACSB、EQUIS、AMBAの3つから国際的な認証を受けているビジネススクールです。フィナンシャルタイムズのビジネススクールランキングではヨーロッパで11位にランキングされているほか、QSビジネスマスターランキングのサプライチェーン・マネジメント修士課程ではヨーロッパで3位を占めるなど、高い評価を受けています。

▲野見山さんが進学するフランスの EMlyon Business School

　野見山さんが卒業研究の成果を EMlyon Business School の大学院入試に提出したところ、担当教授から「とても鋭い分析で、持続可能なマーケティングの未来に貢献できる内容」との評価を受けました。

▲ EMlyon Business School のＨＰ

　野見山さんは「EMlyon Business Schoolのプログラムでは、ラグジュアリーブランドのマーケティングやグローバル戦略に関する専門的なカリキュラムが充実しています。また、企業との連携プロジェクトやインターンシップの機会も豊富です」と話し、「外大の卒業研究をさらに発展させ、より実践的な視点を取り入れて、グローバルな視野でファッションマーケティングを学びたいと思います」と意気込んでいます。

　卒業研究の指導に当たった姜教授は「持続可能なマーケティングとファッション業界の最前線で、国際的に活躍することを期待しています」と話しています。