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短期大学部のK.G.C.ベーシックスFD研修会が開かれました

 短期大学部の第55回K.G.C.ベーシックスFD研修会が3月14日に開かれ、2024年4月から本格運用が始まった「Eポートフォリオ」の成果と課題や短期大学生調査の結果などについて報告がありました。

 Eポートフォリオは、学生自らが「計画を立てる」「行動する」「振り返る」「授業や課外活動を記録する」ことによって得た成果を〝可視化〟することで、自分自身の成長を実感するもので、2023年度まで紙ベースで運用されていた学修ルーブリックのデジタル版です。

 川﨑孝生教授が、活動記録の入力状況や科目達成度の学生の自己評価と教員の成績評価の分析結果について報告しました。学生が各科目について5段階で行った自己評価と、教員の成績評価において大きな乖離は見られないことなどを明らかにしました。

 また大学・短期大学基準協会が2024年秋に実施した「短期大学生調査」の結果について、南部潔教授が報告しました。全国の短期大学生を対象に行った調査で、関西外国語大学短期大学部の1~2年生765人も回答しました。質問は全部で21問あり、南部教授は全国との調査結果の違いを分析しながら学生の短期大学部に対する評価について述べました。

 大きな特徴として「公募制入試での入学の割合が高い」「4年制大学への編入を志望する割合が極めて高い」「外国語力、プレゼンテーション力、異文化理解力の伸長を自覚している学生の割合が高い」などを挙げました。一方で、学校行事の運営や地域貢献活動への参加の割合が全国的に見ると低い点を指摘しました。そのうえで南部教授は「総じて一定程度の評価を得ているのではないか」と述べました。

 このほか、入試部から入試の志願状況、国際交流部から短期大学部の留学プログラムについて説明がありました。

 

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