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留学生と外大生が母国語を使わずに交流する「ラーニングスタジオ」が、御殿山キャンパス・グローバルタウンで始まります

 留学生と外大生が、母国語を一切使わずに交流しながら語学力やコミュニケーション力を磨く「ラーニングスタジオ」が、御殿山キャンパス・グローバルタウンで始まります。3月19日には「留学生を日本語漬けにしよう」というプレイベントが開かれ、約70人が参加しました。


▲プレイベントに70人が集まりました。最初に〝ルール〟の説明です

 4月18日(金)に始まるラーニングスタジオは、御殿山キャンパス・グローバルタウンの Academic Commons 1階・ラーニングスタジオで、毎週水曜と金曜の午後3時から開催します。

 ラーニングスタジオでのおしゃべりのルールはたった1つで「お互いの共通する言語は使わない」です。日本人同士が日本語で話すのも、米国人同士が英語で話すのも厳禁です。それぞれが母語ではない言語を使って話すことで、語学力を伸ばし、積極的なコミュニケーション力を養うきっかけにします。


▲けん玉も大切なコミュニケーションツールです

 この日のプレイベントは「留学生と日本語で友だちになろう」がテーマでした。自己紹介しあったり、ロールフレイングやカードゲームなどを通じて、留学生を日本語漬けにしました。

 米国からの留学生のジェアさんは、故郷のミシガン州について説明しました。「アメリカンチェリーがとてもおいしい。きれいな花がたくさん咲いていて、湖に囲まれた美しいところです」と日本語で紹介しました。


▲日本語でミシガン州を紹介するジェアさん(左)

 カナダからの留学生のニコラスさんは、外大生に「趣味は何ですか」と質問。「音楽をきくこと」という答えが返ってきたので「私も大好きです。どんな音楽を聞きますか」と質問を重ねて、日本語での会話を楽しんでいました。

 「ミネソタ州で毎年夏に開かれている〝森の池〟と名付けられた語学研修のキャンプに参加しました」という米国からの留学生のケイさんは、「みんな日本語を話すので日本語の力がとても鍛えられました」と話していました。


▲語学研修キャンプ〝森の池〟での日本語体験を話すケイさん(右)

 韓国からの留学生のハンソンさん、カナダからの留学生のマディーさん、米国からの留学生のキーラさんも日本語で盛り上がりました。ハンソンさんが「子どものときから日本が大好きで、自宅で〝鳥居〟を作りました」と画像を見せながら紹介すると、マディーさんは「私も日本のお祭りや神社が大好きです。将来は翻訳の仕事がしたいです」と応じていました。


▲日本語で盛り上がる(左から)ハンソンさん、マディーさん、キーラさん

 カードゲームやけん玉をしながら日本語で盛り上がるグループや、ロールプレイングで日本語を試す留学生もいました。


▲カードゲームも日本語で楽しみました

 

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