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御殿山キャンパス・グローバルタウンで留学生と外大生が茶道と書道を体験しながら交流を深めました
留学生と外大生が交流を深めながら、日本の伝統を経験しようと御殿山キャンパス・グローバルタウンで4月8日、「茶道」と「書道」をテーマに「グローバル・イノベーション・プロジェクト(GIP)」のイベントが開かれ、70人が参加しました。
▲70人が参加して日本の伝統を経験しました
GIPは、毎週火曜午後5時から、御殿山キャンパス・グローバルタウンのCAFE COMMONSで、留学生と外大生が親睦を深めるイベントを開催しています。
この日は、茶道部「ぜんしん会」部長の三浦挙太さん(英語キャリア学部3年)の指導で、CAFE COMMONSに茶席が設けられ、留学生も正座して本格的なお点前を体験しました。
▲茶道部部長の三浦さんがお点前を指導しました
三浦さんがお点前の作法をひと通り披露したあと、ひとりひとりで茶せんを使って抹茶を点てました。
米国からの留学生のリアさんは、三浦さんのお点前を見て「茶碗にお湯を通したり、拭いたりする〝清め〟はなぜするのですか」と質問していました。リアさんは「茶道は初めてです。とても興味深いけれど、難しくてけいこが大変そう」と言い「抹茶かき氷とか食べたことはありますが、自分で点てた抹茶の方がおいしかったです。苦くなかったです」と笑顔で話していました。
▲初めてお茶を点てるリアさん(左)
お点前を披露した三浦さんは「たくさんの留学生が茶道に興味をもってくれています。毎週水曜日に活動しているのですが、10人ぐらいの留学生が参加しています」と話し「茶碗を傷つけないとか、畳には裸足で上がらないとか、最低限のことを知ってもらって楽しんでもらえればうれしいです」と〝お茶の世界〟を紹介していました。
▲CAFE COMMONSに設けられた茶席でお点前を見学しました
一方、書道の体験では、留学生が手本を見ながらぎこちない手つきで筆を持ち、漢字に挑戦しました。高校時代に3年間日本語を学んでいたという米国・ウィスコンシン州からの留学生のヒラタ・カイさんは「米国でも書道を経験したことがあります」と話し、スムーズな筆運びと正しい書き順で漢字を書き、隣の留学生にもアドバイスしながら書道を楽しんでいました。
▲他の留学生に書き順をアドバイスするヒラタ・カイさん(右から2人目)