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吹奏楽部定期演奏会 540人を魅了

 吹奏楽部の第38回定期演奏会が126日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で開かれた。昨年を上回る約540人が来場し、趣向を凝らした「クールジャパン」の音色や色彩豊かなステージショーを楽しんだ。


▲客席とステージが一体となったアンコールのシーン

 

演奏会は3部構成。第1部のシンフォニック・ステージは、スピード感あふれる「RIDE」で幕を開け、緊張をはらみながら、次第に高揚へと導くダイナミックな交響楽が聴衆を引き込んだ。


▲第1部シンフォニック・ステージのオープニング

 

続いて、白浜など和歌山県の海をテーマにした「SEA OF WISDOM」。カモメの鳴き声を表現するなど穏やかな海と荒れる海のコントラストを強調した。さらに、スタジオジブリのアニメ映画曲を3曲の交響組曲として編曲した「もののけ姫」、英国人作曲家フィリップ・スパークが米ニューヨークを初めて訪れた際の印象を描いた「A Weekend in New York」が演奏された。第1部では、大阪音楽大学出身の指揮者、小野川昭博氏が指揮をとった。

 
▲真っ赤な法被姿で登場した第2部「クールジャパン」

 

 第2部は日本の良さを見直そうと企画され、「クールジャパン」と銘打った。スタートは「ど演歌えくすぷれす」。「天城越え」「涙の連絡船」「氷雨」「霧の摩周湖」などお馴染みの演歌14曲がテンポよく流れた。演奏後、司会者が客席を回り、「何曲ぐらい知っていましたか」などと感想を聞く場面もあった。

 

 この後、「魔法使いサリー」や「ひみつのアッコちゃん」などのアニメヒロイン・メドレー、音声合成技術によるボカロ曲のヒット曲でカラオケでも人気の「千本桜」へと続き、会場が盛り上がった。

 

 第2部が終わると、部長の松本郁香さん(外国語学部英米語学科4年)が舞台に立ち、来場者や関係者への感謝の言葉を述べ、「日々成長していきたい」と決意を語った。
 

 
▲色彩豊かに演じられたマーチングショー

 

 第3部はステージ・マーチングショー。「あなたの好きな色は」をコンセプトに、スクリーンに部屋の扉が開けられる映像が映し出され、照明の色が赤、青、紫・・・・と切り替わるごとに、色をイメージした演奏が「カルメン・オープナー」のマーチングバンドやジャズのスタンダード「アイ・ゴット・リズム」に乗って繰り広げられた。

 
▲カラーガードの息の合った演技

 

 バンドに合わせ、フラッグやバルーンのカラーガードが登場。手具を宙に投げて受け止める一糸乱れぬ華麗な演技に歓声が上がった。

 

 第3部終了後のアンコールでは、2階席から風船が飛ばされ、舞台は黄緑を基調にした明るい色に。バンドとカラーガードの演奏、演技は華やかさを増し、手拍子が鳴りやまない客席と一体感を醸し出した。

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