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床呂さん「思い切り楽しんで走りたい」 大阪国際女子マラソン記者会見
1月31日に行われる第35回大阪国際女子マラソン(日本陸上競技連盟、産経新聞社など主催)に出場する招待選手と育成枠「ネクスト ヒロイン」選手の記者会見が1月29日、大阪市中央区のホテルニューオータニ大阪で開かれた。「ネクスト ヒロイン」枠でマラソンに初挑戦する女子駅伝部主将の床呂沙紀さん(国際言語学部3年)は「思い切り楽しんで走りたい」と意気込みを語った。大会は、リオデジャネイロ五輪の代表選考会を兼ねる。
▲質問に答える床呂沙紀さん
「ネクスト ヒロイン」枠選手の会見には、床呂さんと、阪田愛子(立命館大)、福内櫻子(大東文化大)、宇都宮恵理(同)、永岡真衣(大阪学院大)の各選手5人が出席した。
▲記者会見に臨む床呂さん(右端)ら「ネクスト ヒロイン」枠の選手
まず、司会者から「全員初めてのマラソンですが、目標は」と聞かれ、それぞれが発言。床呂さんは「マラソンは小さいころからのあこがれでした。初マラソンを思い切り楽しんで走りたい。2時間40分を切るのが目標です」と答えた。
報道陣からの「どんなレース展開を考えているか」との質問に、床呂さんは「30㌔までしか走ったことがないので自分の限界に挑戦したい。苦しくても、仲間や家族のことを考えて頑張りたい」と話した。
▲写真撮影に応じる床呂さん(前列右)ら「ネクスト ヒロイン」枠の各選手
フジテレビ系列の全国中継で解説を担当する五輪メダリストの有森裕子さんは、練習の工夫について質問し、床呂さんは「年末から、普段より多く走ったぐらいで特別の工夫はしていませんが、前回、前々回大会のDVDを見て、マラソンのイメージが沸くようにした」と答えていた。
この後、重友梨佐(天満屋)、福士加代子(ワコール)、渡邊裕子(エディオン)選手ら招待選手10人が記者会見に臨んだ。
▲招待選手と「ネクスト ヒロイン」枠選手(前列右端が床呂さん、同右から3人目が重友選手、同中央が福士選手)
レースは1月31日午後0時10分、ヤンマースタジアム長居をスタート、大阪城公園や御堂筋を経て同スタジアムにゴールする42・195㌔で行われる。