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英語キャリア、外国語両学部の1年生の父母向けの「保護者進路・就職懇談会」が初めて開かれる


▲「何事も本気で取り組んで」と後輩に助言する内定者の矢吹真央さん、大谷安宏君、竹内寿々佳さん(左から)

英語キャリアと外国語両学部1年生の「保護者進路・就職懇談会」が6月7日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で開かれた。1年生の父母向けに絞って企画されたのは初めて。豊富な留学支援プログラムのほか、就職内定した3人の学生たちが体験談を披露。各学科のスタッフらによる個別の相談会も開かれた。
 
1年のうちから留学と就職をきちんと意識付けし、大学での4年間を見通して、有意義な学生生活につなげてもらうためで、入学後約2か月しかたたないこの時期に行った。約350家族が参加。学生の同席もかなり見られた。
 

▲留学の説明では学部による特長とももに豊富な支援策についても行われた

はじめに末包厚喜キャリアセンター所長(外国語学部教授)があいさつ。「以前に比べて就職は難しくなってきています。就活は『人』そのものが問われます。目標を持ち、充実した学生生活を送れば、その延長線上に就職があると考えてほしい。『よく学び、よく遊ぶ』という言葉には深い意味があります。目的意識をもって、徹底してやってほしい」と4年間の学生生活への真摯な取り組みを求めた。

 
▲それぞれのあいさつや解説を行った末包教授、森川教授、森田次長(左から)​

森川長俊・国際交流部長(英語キャリア学部教授)が留学について解説。英語キャリア学部は「高度国際職業人」を目標にカリキュラムに組み込まれた専門留学であること。外国語学部の英米語とスペイン語両学科は「次世代国際人」をめざして、語学修得を越えて、英語やスペイン語「で」専門的な分野の知識を身に付けるとそれぞれの特長を説明。資格審査や選考試験のパスした学生には豊富な留学支援策を用意していると強調した。


▲熱心に聞き入る学部1年生の保護者のみなさん

森田眞一キャリアセンター次長は就職支援と就職実績について報告。3年後の就職環境は「楽観できない」と引き締めた。そして、1年生から自らの将来像を描き、学生生活4年間の過ごし方と目標を明確化。特に留学から部活やアルバイトなどの体験を通した「自分の強味づくり」、新聞・テレビのニュースや関心事から「自分なりに考える習慣づくり」を始めてほしいと訴えた。合わせて就職支援もふれた。
 
この後、「有意義な学生生活の過ごし方」をテーマに、就職が内定したいずれも4年生の矢吹真央さん(英語キャリア学部=製薬会社)、大谷安宏君(外・英米語学科=銀行)、竹内寿々佳すずかさん(外・スペイン語学科=物流)の3人を囲み、体験談を聞いた。藤岡弘樹キャリアセンター主任が質問を出しながら進行した。 

3人とも就活には積極的に取り組んだと語り、「積極的に取り組めた理由」として、「苦手な理系の勉強はあった。性格も消極的だったので、接客のアルバイトをしっかりしながら、時間の使い方に工夫して克服した」(矢吹さん)や「どうしても行きたかった留学を実現し、小さな目標を一つずつクリアした」(大谷君)や「さまざまな資格試験に取り組んだ」(竹内さん)ことで、それぞれ自分に自信をもてるようになった点を挙げた。さらに両親が目立たないところで支えてくれていると感じられたことも大きいという。
 

▲講堂のホワイエでは個別相談も開かれた

最後に入口のホワイエなどでそれぞれの学科、コースに分かれて個別相談が行われ、キャリア委員の教員らが応対に当たった。留学については人数が多かったので、国際交流センターに集まってもらって相談に応じた。

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