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「let it go!」 学研都市キャンパスの今年度最後の就職ガイダンス ジョブサポとともに誓う就活成功
▲「3月の情報収集が大事」と訴えるマイナビの藤原課長(壇上)
3月1日の就活開始を控え、「内定者から学ぶ」をテーマに、学研都市キャンパスの今年度最後の就職ガイダンスが2月6日、同講堂で開かれた。先に就職活動を経験して、これまで相談相手になるなどして現在の就活生を支えてきた「ジョブサポーター」(4年生)8人が、体験談を披露したり、パネル討論で答えたりした。最後は学研キャリアセンターの中野誠所長(教授)の発声で会場全員がジョブサポと一緒になって「let it go」を三唱し、就活の成功を誓い合った。
同キャンパスの就職ガイダンスは今年度7回目。国際言語学部3年生約170人が出席した。14人いるジョブサポーターのうち、平井啓之、濱直大、大月達矢、住友雄輝、北川桃子、木下和泉、宮谷美希、日吉由衣のみなさんがこの日の主体となった。
ガイダンス冒頭はマイナビ大阪支社キャリアサポート課の藤原武史課長が「今年の採用状況」をミニ講演。3月就活開始、8月内定というスケジュールは要注意。企業、特に中堅・中小の動きは前倒しで動いている。「3月の情報収集は特に大事」などと訴えた。
▲内定までの様子を語る北川桃子さん、日吉由衣さん、平井啓之君(左から)
このあとジョブサポのうち、大手銀行に内定した北川さん、国内大手航空会社のグランドスタッフ(GS)に決まった日吉さん、機械器具商社に進む平井君が順に登壇し、それぞれの内定までに感じたことなどを語った。北川さんは「SPIをクリアしないと面接には進めないので、根気よく続けた」と語り、日吉さんは「GSが第一志望だったが、他にもブライダル、旅行、ホテルなどの業界の受けた」と志望の会社は多めにして就活を始めた。平井君は「面接は場慣れとともに、言葉のキャッチボールができるようになった」と話した。
▲パネル討論で答えるジョブサポたち(右から平井君、大月達矢君、濱直大君、宮谷美希さん、北川さん、日吉さん、木下和泉さん。左端は司会の住友雄輝さん)
この後、住友君を司会に、他の7人がパネリストになって、住友君の就活にからむ質問に答えた。「面接で予想外の質問を出されたか」については、自身を魚やスイーツにたとえたら何かと聞かれたという答えがあった。「何社くらい落ちたか」という問いには60社近いという人もいたが、「友達と会って気分転換したり、親に愚痴をこぼしたり」しながら乗り越えたという。
▲質問を投げかける会場の参加者
「就活生へアドバイスを」という求めに「希望の会社にこだわり続けると、不合格のときの落ち込みが大きくなる。内定をいただいた会社にご縁が合ったという気持ちで、業界を幅広く見ていくほうがいいのではないか」や「就活の仲間を持っていると、一緒に面接練習したり、(苦しいときに)相談したりできる」「他人と比べず、自分のペースを維持し、惑わされないようしよう」という助言もあった。
さらに「落ち込むときが必ず来る。リフレッシュをして、あきらめずに続けよう」「就活には意外と費用がかかります。お金をしっかり確保しておくように」などと語っていた。
ついで、学内のキャリアサポートセンター資格サポート室の松下寿子さんから大阪府や大阪市などが新しく「民間型」の公務員採用試験も取り入れていることを受けた対策講座の紹介もあった。
キャリアセンターの松村博之課長が「今、何をすべきかの優先順位をしっかり考えてください。アルバイトを続けて、就職ができなかったということがないように」と自覚を促した。
▲中野誠教授(壇上左から4人目)の発声で「let it go」を叫ぶ
最後に、学研キャリアセンターの中野誠所長があいさつ。「就活を(両親や家族、先生方、友人、キャリアセンターの職員らも含めて)みんなでしましょう」と呼びかけ、ジョブサポーター8人とともに壇上に上がり、「がんばろう」の代わりに「let it go」を全員で叫び、就活の成功を誓い合った。