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交野高、能勢高の両高校生 オールイングリッシュで留学生と交流
▲まずゲームで打ち解け合う交野高生と留学生
大阪府立交野高校の1、2年生17人が11月8日、中宮キャンパスICCで行われた「イングリッシュ・キャンプ」に参加し、将来の英語教員をめざす学生や海外からの留学生と「英語漬け」の一日を過ごした。
▲カンフーでの防御技を披露する留学生
英語教育に力を入れている同校の英語教員が中心となって「生徒たちに英語をしゃべることの楽しさを教えたい」と始めたイベントは今回で3回目。高橋直子教諭ら教員と学生が共同で考案したプログラムは、「いまから日本語は一切禁止」の合図でオールイングリッシュのプログラムが始まった。学生、留学生が高校生と交互に座り、お互いに自己紹介。ゲームで打ち解け合った後、まず留学生が考古学やカンフーなどについてプレゼンテーションを行い、人前で話すことのお手本を披露した。
▲審査員する留学生らを前に1分間スピーチ
午後からは、高校生全員が1分間スピーチ。家族の話やお気に入りのアイドル、映画、読んだ本の感想などを話した。留学生らが審査員となって「発音」「声の大きさ」「アイコンタクト」など、総合的にジャッジした結果、濱田有美さんら3人が優秀者に選ばれ、引率した寺尾光弘教頭(英語教員)から賞状を受け取った。寺尾教頭は「毎年、生徒たちのレベルが上がっている。外大生も大変フレンドリーだ」と感想を語った。
▲寺尾教頭から表彰状を受け取るコンテストの上位3人
また11月10日には、大阪府立能勢高校の1年生17人と外大の留学生がインターネット電話を結んでコミュニケーションした。「留学生に直接話しかけることで、生きた英語に触れたい」と、3年前から始まった。アメリカからの留学生ミッチ・グリシャン君、レイ・ミークさん、エド・ハンズ君の3人が「好きなスポーツは何ですか」などと話しかけ、高校生も「日本ではどこに行きましたか」と質問。お互い画面を見ながら有意義な交流を行った。
▲能勢高生はスカイプを結んで留学生に質問