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就活準備を加速しよう――中宮の学部3年生へ呼びかけ 履歴書写真用の「外見力アップ講座」も開く


▲「就活開始まで残り実質3カ月」と森田眞一次長(壇上)が気分引き締めを訴え

企業の採用活動開始(来年3月)に向けて、中宮キャンパスの英語キャリアと外国語の両学部3年生に向けた就職ガイダンスが11月8日、谷本記念講堂で開かれた。キャリアセンターの担当者は「企業は日程の前倒しで動いている」として、就活開始までは「実質3カ月。準備を加速させるように」と学生たちに訴えた。履歴書などの必要書類の書き方の解説も実施。さらに書類に添える写真のための「外見力アップ」セミナーも開かれた。
 

▲真剣に聞き入る3年生たち

はじめに中宮キャリアセンターの森田眞一次長が「秋学期試験も控えており、来年3月1日の就活スタートまでに残された時間は意外に少ない」と就活日程をしっかり意識するように約460人の出席者に訴えかけた。
 
「3月開始」はあくまでも基本日程で、大手企業以外では前倒しになることが十分に見込まれる。年内には応募書類作成などの準備を終えよう▽業界・企業研究を地道に続けよう▽筆記試験対策(特にSPI)は逃げないでコツコツと行おう、などと、今、手がけるポイントを挙げた。


▲履歴書や自己紹介書の書き方を解説する岡田京子さん(左端)
 
次いで、同センターの岡田京子さんが履歴書・自己紹介書・エントリーシート(ES)といった必要書類についてまとめて解説した。この中で、しっかりと規定のスペースに書き込まないといけないので、「ある意味『面接』よりも難しい」と安易な作成に注意を促した。
 
企業はこれらの書類で、「役に立つ人材かどうか(潜在的な職務遂行能力)」や「仲間にしていい人材かどうか(志望の本気度」を推し量っている。次のステップである面接にこぎ着けるためには、採用担当者に「会ってみたい」と思わせる工夫が必要として、▽手書きが原則で、記入欄はすべて書き込み、空白は避ける(履歴書)▽努力した研究課題、学生時代に力を注いだこと、人柄を伝える趣味や資格・特技の欄はアピールのチャンス(自己紹介書)▽自分らしさをイメージしてもらえるようなエピソードを具体的に盛り込む(ES)などとした要点を順を追って説明した。
 
次いで第2部として会場を2号館の教室に移して、履歴書に添える写真についてのセミナーが行われた。希望者約90人が出席。講師として、神戸市で第一印象を重視した写真の専門カメラマンの赤松隆さんを招いた。
 
赤松さんは自ら撮影した同じ人物の写真を示しながら、履歴書などで「自己紹介として、私は論理的だとか、リーダーシップがあるといくら強調していても、髪型やシャツの形、女性ならメークの仕方次第では、がらりと印象が変わり、写真を見る採用担当者には伝わらないことがある」と指摘。横に並んだ学生2人が互いにスマホで相手の顔を撮影し合い、微笑の仕方なども含めて、幅広い印象力アップのための配慮を説いた。
 

▲印象度アップのためのメーク実演

さらに参加した女子学生をモデルに専門のメークアップ役の女性が眉毛の引き方などを実演。女子学生が自分の顔をスマホで動画撮影したのをスクリーンに大きく映し出しながら、注意点をわかりやす解説した。
 

▲互いの顔写真をスマートフォンで撮影し、印象度アップを考える参加者たち

参加した男子学生も、眉毛の整え方は女性だけでなく、男性だって注意がいるし、自己紹介書の記述がネクタイの色にも反映してくることを興味深く聞き入っていた。

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