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Welcome 寝屋川市立第五中学校のみなさん 一日外大生になりました


▲外大生といっしょに「尊厳死」について考えました

大阪・寝屋川市立第五中学校(松岡和仁校長)の1年生200人全員が11月4日、中宮キャンパスを訪れ、外大生といっしょに授業を受けたり、海外留学生とコミュニケーションするなど、一日外大生を体験した。
 
寝屋川市が、国から小中一貫教育の柱となる「英語教育特別推進地域(英語教育特区)」の認定を受けたことから、第五中学校も英語教育に力を注いでいる。また、松岡校長と英語キャリア学部の岡澤潤次教授が以前、大阪府教育センターで同時期勤務した関係もあって、この日の訪問が実現した。
 

▲外大生の振り付けで「英語ダンス」

生徒たちは、ICCホールで外大の概要説明を受けたあとクラスごとに移動。松宮新吾教授の教室では大学生の間に座り、いっしょに通常の授業を受けた。松宮教授の「『そんげんし』と漢字で書けますか」の問いに、中学生は積極的にボードに向かいマーカーを走らせていた。「重いテーマですが、きょうはこれについて考えます」。この日の朝刊に掲載されたアメリカで尊厳死宣言をして亡くなった女性の話題をテーマに、大学生といっしょに考えた。最後に松宮教授が「大学の授業はものを覚えることではなく、考えることから始まる。きょう学んだことを帰って家族とも話し合ってください」と話した。並松善秋教授の教室では、大学生が英語でダンスの振り付けを指導。はじめはバラバラだった踊りも最後に音楽に合わせると「バッチリ決まった!」と全員でハイタッチ。
 

▲「名前のスペルを教えてください」

留学生が学ぶ国際交流センターでは、留学生に「どこから来ましたか」「好きなアニメは何ですか」と、事前に用意したメモを見ながら問いかけていたが、やはり「もっとスラスラ話せるようになりたいな」が中学生の感想。このほか、エアライン演習室や図書館、キャリアセンターを見学したあと学生食堂で昼食をとった。


▲「ぼく、まだ飛行機に乗ったことないねん」エアライン演習室にて

松岡校長によると、同校の英語担当教諭8人のうち6人が本学の卒業生。教職インターンシップの活動を通しても深いつながりがある。この日も、市川智夏子教諭(2004年、外国語学部英米語学科卒業)、森崎舞教諭(09年、同)ら卒業生が引率していた。


▲「こんどは大学生として来てね」

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