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「今は歩きながら考えるチャンス」 短大部1年生向けの初の就職ガイダンスで激励


▲多くの短大部1年生が集まった初の就職ガイダンス

短大部1年生を対象にした今年度初の就職ガイダンスが9月27日、中宮キャンパスのマルチメディアホールで開かれた。進路指導委員の高橋克実教授が就職活動に取り組む基本的な姿勢を語りかけながら激励し、本学の就職カウンセラーを務める三島豪太さんが注意点などを助言した。
 

▲「先を見て進もう」と呼びかける高橋克実教授

高橋教授は出席した1年生約130人を前に「今は歩きながら考えるチャンス」として、留意するべき「3つのM」を指摘。Macro(今後世の中はどう変わるのか?)、Mission(自分の夢は何か?)、Myself(自分の強みと弱みは?)を見極めようと語りかけた。
 
さらに、本学にはバラエティーに富んだ教員やスタッフがおり、施設や情報も備わり、さまざまな学習プログラムが組まれている。そして、数多くの立派な卒業生がいる。こうした恵まれた環境をフルに活用しようと呼びかけた。
 
その上で、就職情報は的確にとらえるとともに、インターンシップ制度もできるだけ使いこなしていこう。「結局は日ごろの(真摯な)態度が最後にものをいう」と地道な取り組みの大切さを訴えかけた。


▲真剣に聞き入る参加者
 
この後、中宮キャリアセンターの主に短大部を担当するスタッフがキャリアセンターの利用法などを説明。ついでカウンセラーの三島さんが「就職活動を始めるにあたって」として働く意義として▽経済的な自立▽自分の夢をかなえる自己実現▽社会貢献など社会的な役割を果たすことなどがあるが、「どれが正解というものではなく、自らの考える目的で人生を充実させていこう」と語った。
 

▲カウンセラーとして心がける点を助言する三島豪太さん


▲三島さんは時にマイクを持って学に近づき、質問を投げかけた

一方で安易な選択は非常に危険として、「明確な目的もないまま、フリーターやワーキングホリデーを選べば、賃金や待遇の格差で自分を苦しめることになりかねない」と注意を促した。そして、「やるべきことはきちんとやる。あきらめずに取り組もう」と説いた。
 
このあと、来年3月の採用活動開始などの就活スケジュールなどを説明したが、出席者は真剣にメモを取りながら聞き込んでいた。

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