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御殿山キャンパス・グローバルキャンパスで「Learning Studio」が始まりました

 母語者同士の母語での会話を全面的に禁止し、留学生と外大生が交流を深めながらお互いの外国語学修の成果をアップしていこうと、御殿山キャンパス・グローバルキャンパスで「Learning Studio(ラーニング・スタジオ)」が始まりました。Academic Commons A棟の1階で毎週、水曜は午後3時から、金曜は午後1時からスタートします。

▲約80人が参加して語学力を磨きました

 初日となった4月18日には約80人が参加、「英語」と「日本語」の部屋が設けられました。英語部屋は英語オンリーで、はたとえ日本人同士でも英語で話すことが求められます。また日本語オンリーの日本語部屋では、日本語を話したい留学生や日本語で留学生と話したい外大生が集まりました。

▲英語部屋では英語オンリー、日本人同士でも英語です
▲日本語部屋には日本語を話してみたい留学生が集まりました

 この日は「母語を使わずに10人以上と外国語で楽しく話しましょう」がテーマで、「恐れない」「たくさんの人と出会う」「参加を続ける」の〝心得〟が参加者に伝えられました。

▲間違ってもいいからとにかく母語以外の言語で徹底的に話すことが大切です

 英語部屋の壁には、beginer、intermediate、advance、native と語学レベルを4段階に分けた質問が上げられました。オランダから来たジェンさんは英語で質問を続けながら、英語国際学部1年の中谷琥珀さんの英語レベルを厳密にチェックしてあげていました。中谷さんは「英語力をアップさせて英語を上手く話せるようになりたい」といい「これからも来てみたいです」と話していました。

▲ボードの質問を見ながら会話を続けていく中谷さん(左)とジェンさん

 また英語国際学部1年の家村早紀さんは「とても楽しかった。英語に自信がなかったけれども、自分の英語が伝わるのがうれしかったです」と満足そうでした。また「中学、高校時代に外国人と話す機会がなく、緊張して英語を話していました。でも今日は日本人同士でも英語で話して、同年代の友だちがいたので緊張せずにたくさん話すことができました」と満喫していました。

 当面は英語部屋と日本語部屋ですが、中国語や韓国語など他の言語の〝部屋〟を増やしていく予定です。

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