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留学生と外大生が交流を深めるGIPのイベント「Learning Japanese」が約300人でにぎわいました

 毎週火曜午後5時から、御殿山キャンパス・グローバルタウンのCAFE COMMONSで、留学生と外大生が交流を深める「グローバル・イノベーション・プロジェクト(GIP)」のイベント「Learning Japanese」が4月22日に開かれ、約300人でにぎわいました。

▲日本語の方言やローカルフードの話題で盛り上がりました

 GIPの毎週火曜夕方のイベントは回を追うごとに参加者が増えており、この日は会場をさらに拡大して300人の留学生と外大生が親睦を深めました。「Learning Japanese」では、外大生が留学生に地元の方言や食べ物などを紹介し、日本語のおもしろさや奥深さを伝えました。

▲留学生と外大生300人が参加しました

 東北や北陸を旅したという米国からの留学生のジャックさんは、同じテーブルの外大生に「津軽弁」を紹介、逆に外大生に東北地方の方言を教えていました。これに対して岐阜出身の下島梨子さん(英語国際学部アジア共創学科1年)が、いらいらしたときに使う「はんちくたい」、「とても」という意味の「でーれー」といった岐阜弁を披露しました。

 「全然わからない」というジャックさんが「岐阜弁と名古屋弁は違うの?」と質問すると、下島さんは「似ているけれど違います。また同じ岐阜でも北部の飛騨地方と南の方では違います」と説明していました。下島さんは「海外の人と知り合いになりたくて外大に入学しました。このように気軽に留学生と話すことができる機会があってとてもうれしいです」と話していました。

▲津軽弁を紹介するジャックさん(中央)

 米国・ボストンからの留学生エイリーさんのテーブルは「ローカルフード」で盛り上がりました。香川出身の外大生が「香川のうどんはコシがあってかみ応えがあるけれど、大阪のうどんはやわらかい」と解説、また別の外大生は明石焼きについて「たこ焼きとの違いはスープにつけて食べるところ」などと説明していました。GIPのイベントは2回目の参加というエイリーさんは「とても楽しいです。いつも興味深い時間をすごしています」と話していました。

▲ローカルフードを話題に盛り上がったエイリーさん(左)のテーブル

 米国・メンフィス出身のジィンさんは、メンフィスのスラングを紹介しました。「メンフィスでも北と南で方言があるし、アクセントも違います」と話すと、外大生は興味深げに聞いていました。ジィンさんが「〝なんでやねん〟という大阪の言葉の意味がよくわからない。どういう意味?」と聞くと、「言われてみると説明するのが難しい」と外大生が頭を抱えていました。

▲米国・メンフィスの方言について説明するジィンさん(右から2人目)
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