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外大生がセレッソ大阪の外国人観戦客のアンケート調査に協力しています

 サッカーJ1・セレッソ大阪の試合を観戦する外国人を対象にしたアンケート調査に、関西外大の学生がボランティアで協力することになりました。5人の外大生が4月29日から、セレッソ大阪のホームゲーム3試合を訪れた外国人に対面でインタビューしています。

▲外大生がセレッソ大阪の試合を訪れた外国人に対面でインタビューしています(セレッソ大阪提供)

 外国人へのアンケート調査に協力しているのは、間木岳志さん(英語キャリア学部3年)▽佐合栞さん(英語キャリア学部小学校教員コース3年)▽平山智士さん、藤井大雅さん(ともに国際共生学部3年)▽出口湧新さん(国際共生学部2年)の5人です。

 ヨドコウ桜スタジアム(大阪市東住吉区)で開催するセレッソ大阪の試合が対象で、4月29日のFC町田ゼルビア戦には間木さんと藤井さんが来場した外国人を対象にアンケート調査しました。5月11日の横浜F・マリノス戦、5月24日のアビスパ福岡戦でも調査します。

▲事前にアンケート調査の説明会がありました

 訪日観光客の増加に伴い、サッカーを観戦する外国人も増えています。大阪・関西万博の開催で来場する外国人の増加がさらに見込めることから、セレッソ大阪では外国人来場者の動向を調べ、消費者プロセスを把握して、今後のさまざまな施策の展開につなげたいとしています。関西でサッカーのクラブチームが外国人を対象に本格的なアンケート調査を行うのは初めてです。

▲サッカーを観戦する訪日外国人が増えています(4月29日の試合から、セレッソ大阪提供)

 セレッソ大阪のホームゲームは年間20試合で、2024年の平均観客数は約1万8000人、外国人の来場者全体の2%と見られています。対面のインタビューは試合開始前の2時間で行います。「セレッソ大阪の試合をどのようにして知ったのか」「交通機関は何を使ってきたのか」「万博に行ったのか」など15項目について質問します。またQRカードを手渡して、試合後の感想を答えてもらうよう依頼します。

▲外国人の皆さんにはセレッソ大阪の熱戦を楽しんでもらえたでしょうか(4月29日の試合から、セレッソ大阪提供)

 調査について、関西外大の卒業生で現在、セレッソ大阪の広報グループに所属している松本裕太さんが担当しています。松本さんは「調査の結果を基に、多くの外国人に来場いただいて快適に観戦してもらえる施策を展開していきます。高い言語力を持つ外大の皆さんにぜひご協力いただきたいと思います」と話しています。

▲「高い言語力を持つ外大の皆さんにぜひご協力いただきたい」と話す松本さん(中央)
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