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大学院生7人が修士論文の中間発表
大学院生による修士論文の中間発表が7月16日、中宮キャンパスで行われた。博士前期課程2年生の7人(英語学専攻4人、言語文化専攻3人)が2教室に分かれ、これまでの研究成果を発表した。聴衆は、大学院教員、大学院生、学部生を合わせ、2会場(教室)で計約60人。発表者には、教員らから質問や厳しい指摘が相次いだ。
▲ 修士論文の中間発表。7人が発表し、大学院生や学部生、教員ら約60人が耳を傾けた
開始を前に、大庭幸男・大学院外国語学研究科長が「初めて論文を書く院生が多く、昨年度から中間発表をすることになった。研究の中間発表というより、ある程度完成に近づけた、修士論文の暫定版として発表してほしい。また、発表をお聞きになったみなさんからは、できるだけ建設的なご意見をいただきたい」とあいさつした。
▲ 発表者のみなさん
発表者は事前に提出したA4判6ページ以内の資料をもとに、持ち時間25分で発表した。これに続く10分間の質疑応答では、教員をはじめ、前期課程1年の後輩たちからも質問やコメントが次々と示された。
発表者・専攻と研究テーマは次の通り(敬称略)
小野 志帆莉(英語学)=我が国における外国語としての英語教育での日本語の使用についての研究
北原 菜月(英語学)=高等学校における学習英文法―書きかえの形式と意味を中心に―
廣田 翔(英語学)=A Research on Classroom Activities to Develop Students’ Communication Skills Based upon Interaction Hypothesis
森田 竜斗(英語学)=補文標識の意味解釈-補文標識forをEvidentialityの視点から-
林 慎也(言語文化)=日本語教育における有対動詞の指導法に関する研究―初級日本語教材の分析を通して―
喬 恵(言語文化)=身体語彙「手」に関する日中慣用句の対照研究
金 松衍(言語文化)=日中酒文化の比較研究―民俗文化を中心に―