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チアリーダー部PYRATES 創部35周年 OGと現役が集まりました
チアリーダー部創部35周年記念パーティーが5月3日大阪市内のホテルで開かれました。

同部は1991年に創部され、1年生部員は35期にあたります。パーティはチアリーダー部OG会(室谷美月代表)の主催で開かれ、1期から24期までの卒業生と現役の部員が集まりました。
冒頭、部の歌である「パイレーツ賛歌」を合唱。その後、卒業生約20人でチアの演技を披露しました。創部当初の顧問であった高木総禧氏(82)は「ここにいる卒業生現役の部員たちが利他の気持ちを心がけてきたから今がある。未来につないでほしい」と挨拶しました。

部員たちは練習の前に「水面ざわめき、波立てど、水底、明鏡止水」をいう言葉を唱和しているそうで、現在も続けているそうです。周りは騒いでいても、心の中は穏やかでいるという意味だという。
この言葉は創部当時に高木氏が部員に対して訓話として話していました。このエピソードを披露した谷本榮子理事長は挨拶で「体育館の前で一生懸命練習をしていたことを思い出します。輝かしい成績を残し、また地域にも愛されているチアリーダー部を大学の誇りに思います」と祝いの言葉を述べました。

参加した1期の濱田(旧姓濱本)麻里さん(外国語学部英米語学科出身)は、創部のきっかけについて、「入学して同じクラスの女子が高校でアメリカ留学経験者で、彼女からいっしょにチアやらない」と話しかけられたことから始まったという。
サークルで15人の部員から始まったチアリーダー部だが、当初は片鉾学舎の総合体育館前で古いマットを敷いて練習したそうです。ユニフォームもなく、レンタルでまかなった。1997年、全日本チアリーディング総合選手権で優勝。同じ年の全日本チアリーディング選手権にも優勝しました。翌1998年には全米大学チアリーディング選手権に出場。NHK紅白歌合戦にも出ました。

当時の部員で日本チアリーディング協会の北野綾子常務理事は「優勝してマットを新調してもらいました。1997年にはベトナム・ハノイの劇場のこけら落としに招かれましたのもいい思い出です」と振り返っていました。
現在の部員は21人。代表の新山愛さん(外国語学部英米語学科)は「伝統を引き継ぎながらがんばっていきます」と話していました。