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協定校の西安外国語大学の呉耀武学長が来校し、谷本榮子理事長と懇談しました
協定校の中国・西安外国語大学の呉耀武学長が5月15日、関西外大を訪れ、中宮キャンパスで谷本榮子理事長と懇談しました。

西安外大の一行は呉学長のほか、樊花・国際交流・合作処処長、韓偉・中国言語文学学院院長、葛睿・日本文化経済学院副院長。本学側は、靳衛衛総長補佐・アジアセンター長、周小臣短期大学部准教授らが同席しました。

懇談では、谷本理事長が、今年が創立80周年であることに触れ、創立以来の歩みや国際交流の実績を紹介したうえで、「教育は共育である」との持論を述べ、「西安外大など各国の大学との交流を通じて、共に学び、さらに成長してまいりたい」と話しました。
呉学長は、大学の現況を紹介した後、関西外大との協定締結から今年で18年となることを踏まえ、「中国では18歳になれば一人前の大人と言われます。成熟した両校の関係をさらなる高みへと導いていきたい」と関係強化に意欲を示しました。

両大学は2007年、連携協力や学生交換などに関する協定を締結。これまでに本学から西安外大へ186人の学生を派遣し、西安外大から本学に35人を受け入れています。
西安外大は、中華人民共和国成立後、最も早期に創立した4つの外国語専門大学の1つで、1952年、西北ロシア語専科学校として設立され、西北外国語学院などを経て2006年に現名称に改称。学生数は学部と大学院を合わせて約2万4000人。52カ国・地域の294大学と交流しており、日本の協定大学は、本学のほか、東北大学、名古屋大学、筑波大学、東京外国語大学、福井大学などがある。