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中宮キャンパスで初めての「ワーキングホリデーガイダンス」が開かれ、学生が目的と計画の大切さを学びました

 海外で働きながら、旅行や語学の学習ができるワーキングホリデー(ワーホリ)について、学生に正しい知識と計画性を持ってもらおうと、キャリアセンターは5月16日、二人の講師を招き、初めての「ワーキングホリデーガイダンス」を中宮キャンパスで開きました。全学部、全学年の学生が対象で、約200人が参加しました。

▲約200人の学生が参加したガイダンス

 まず、キャリアセンターの担当者が「ワーキングホリデーを、就職や進学からの<逃げ道>にせず、しっかりとした目的、考えを持って実行してください」と呼びかけました。

 最初に登壇した一般社団法人「日本ワーキング・ホリデー協会」の永島拓也さんは、必要なビザや実際の生活、さらに海外での就業環境や求められるスキル、適切な準備方法などを解説。自身もワーホリの経験を持つ永島さんは、「何のために行くのか」を考え、IELTSなど「具体的に数値化できる目標」を持ち、「具体的な計画」をたてて実行に移すように勧めました。

▲「明確な目標を持って」と呼びかける永島さん

 さらに「ワーホリに行っただけの人」にならないために、目標をしっかりと持ったプランニングを強調し「年間8万人がワーホリに行く時代、経験をキャリアに生かすために、語学力や企業が求める能力の向上とあわせ、自分だけの経験(ストーリー)を語れるようにしてください」と求めました。

 続いて、情報コンサルティングなどを行う「株式会社イヴレス」の御堂剛功さんが講演し、自身が、高校卒業後の音楽活動を経て、IT企業や化粧品などの上場企業でトップセールスマンとして活躍した経験を紹介しました。

▲「自分ときちんと向き合って」と話す御堂さん

 御堂さんは、「目の前に起きていることに一生懸命取り組むこと。自分の感情をしっかりモニタリング(観察)できるようにすること」が成功につながるとし、「きちんと自分と向き合い、何のためにワーホリに行くのかを考えてください。そして、悔いのない学生生活を」と呼びかけました。

 参加した学生は、3年生を中心に全学年にまたがり、終了後も二人の講師に個別に質問する学生の姿が見られました。

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