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留学とキャリアをテーマに、外大の卒業生が現役生に語る講演会が開かれました

 海外留学をどのようにキャリアに役立てるかを考えようと、ビジネスの最前線で活躍する卒業生が外大生に語る講演会が5月16日、国際交流センターで2回に分けて開かれ、約80人が参加しました。

▲留学をどのようにキャリアにつなげるかをテーマに講演しました

 国際共生学部の学生でつくるプロジェクトチーム「ワクワク・クリエィティブチーム(WCT)」の主催で、杉山翔洋さんと大谷安宏さん(ともに外国語学部2015年卒)がZOOMで講演しました。

 杉山さんはスウェーデン、大谷さんは米国に留学したそれぞれの経験を踏まえて、現在のキャリアにどのように生かされているかを語りました。

▲ZOOMを通じて話す(左から)杉山さんと大谷さん

 現在、さまざまな新規事業開発を手掛けている杉山さんは、留学を通じて「上には上がいるという現実」「学びへの貪欲さが違う」「商売の現実と楽しさ」「異文化の中での自らのスタンス」について学んだといいます。そして参加者に対して「この場にいる誰よりも詳しくて言葉で説明できることは何ですか?」「講義以外でどのくらい勉強していますか? 何を勉強していますか?」と問い掛けました。キャリアの基本的な構造を説明したうえで「自分の提供する価値が誰の役に立つのかを考えてください」と話しました。

▲多くの現役生が熱心に耳を傾けました

 大手銀行で資産継承を支援する業務に携わる大谷さんは、留学を通じて得たものとして「自分の課題を把握してすぐに変えられることと、時間をかけてキャッチアップすることを、区別して行動する習慣がついた」ことを挙げました。そして「仕事を創り変革できるのは主体的に動ける人間であり、留学経験が生きています」としたうえで「たくさん遊んで、社会の仕組みに興味を持ち、自分の強みをみつけてください」と呼び掛けました。

▲質疑応答ではさまざまな質問が出ました

 質疑応答の時間も設けられ、日本の企業のコンサルティング業務についてや、知識とスキルについてなどの質問に対して、杉山さんと大谷さんが丁寧に応えていました。

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