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米国・イリノイ大学アーバナシャンペーンの学生38人が関西外大を訪れ、ボアカー教授の特別授業を受講したほか、あや取りなどを通じて外大生と交流を深めました

 海外協定校の米国・イリノイ大学アーバナシャンペーン・ギースビジネスカレッジの学生38人が5月23日、関西外大を訪れ、ボアカー教授の特別授業を受講したほか、折り紙やあや取りなどを通じて外大生と交流を深めました。

 イリノイ大学アーバナシャンペーンの学生は5月20日に来日、11日間にわたって京都、奈良、東京などを訪問しています。関西外大のほかに慶応大学を訪れるほか、ランゲージスクールで日本語を学んだり、企業や自治体の機関を訪問して、ビジネスの知識やスキルを習得します。

▲ボアカー教授の特別授業のテーマは「Management」でした

 特別授業では、国際共生学部のボアカー教授が「Management」をテーマに、1955年から現在に至る日本のマネジメント(経営管理)について講義しました。ボアカー教授は、55年体制や高度経済成長から、バブル経済の崩壊、〝失われた20年〟を経て現在までを示したうえで「変化をもたらした要素や方法にはどんなことが考えられるでしょうか」と問い掛けました。

▲ボアカー教授が問い掛けると、学生から次々と意見が手出てました

 「変化をもたらすには、引き金となるきっかけがあり、そのきっかけによって行動を呼び起こす焦点や注目されることがあります」としたうえで、日本独自の雇用形態である年功序列や終身雇用、バブル経済崩壊後のデフレ、人口減少、グローバリズムなどを例示しました。ボアカー教授が「日本のマネジメントの変化には何が必要だと思いますか」と質問すると、学生からは「情熱」「自由な発想」「アクティビティー」といった意見が次々と上がりました。

▲熱のこもった講義が続きました

 続いて、外大生約40人が参加して、あや取りや折り紙、カルタなどで交流を深めました。米国の学生と外大生がほぼ1対1でグループを組むことができたため、レベルの高いあや取りに挑戦する学生もいました。

▲あや取りに挑戦するシュルティさん(右端)とロマンさん(左端)

 フランキーさんは「私はメキシコ人で、スペイン語を話します。スペイン語ができる外大生と、英語、スペイン語、日本語の3カ国語でコミュニケーションを取ることができてとても驚きました」と外大生との交流を満喫していました。

 また、シュルティさんは「あや取りは初めてですが、外大生に教えてもらって〝星〟をつくりました。難しいですが、丁寧に教えてくれました」と満足した様子でした。

 ロマンさんは「きれいなキャンパスで、留学生も多く見かけました。インターナショナルな環境に驚いています。外大生から積極的に話してくれて楽しいです」と話していました。

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