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米UNTのスマートレスク学長が来学 協働開発した早期留学直結プログラムの授業を見学

 外国語学部英米語学科の早期留学直結プログラムを協力して開発した米ノーステキサス大学(UNT)のニール・スマートレスク学長が11910両日、本学を来訪した。谷本榮子理事長、谷本義高大学学長らと懇談したほか、3年目となる早期留学直結プログラムの授業を見学、UNTからの留学生との面談など、盛りだくさんのスケジュールをこなした。本学では、現在早期留学直結プログラムを担当している、UNTからの特別招へい教員、ダニエル・ボール講師が案内し、懇談などにも同席した。

▲ 来学した米UNTのスマートレスク学長

 

 9日は午前中、UNTからの留学生5人のうち3人と面談。日本語学習の進捗度など留学生別科での学業の様子や生活ぶりなどについて、ざっくばらんに会話を交わした。この後、谷本榮子理事長、谷本義高大学学長らと懇談。本学からは英語キャリア学科長の岡田伸夫教授、外国語学部英米語学科長の町田哲司教授らと大学の現状や今後の交流などについて話し合った。

▲ 理事長らとの懇談に先立ってUNTから留学中の3人と語り合った

 

 懇談ではまず、スマートレスク学長から、UNTの特徴や米国で大学進学年代層の状況などについて説明があり、「新しいアイデアを出し合い、こうした動きに対応できるよう準備を重ねている」などと話した。これに対し、谷本理事長は「UNTとの関係は非常にうまく行っており、感謝したい。UNTに留学してきた学生はみんな、『素晴らしい体験をした』と目を輝かせます」と話し、関係の強化に期待を込めた。

▲ 今後の交流の発展などを話し合う(左から)谷本義高学長、谷本榮子理事長(ひとりおいて)
スマートレスク学長、ボール講師

 

 国際交流について、スマートレスク学長は「UNT100以上の国から留学生を受け入れている。人種も様々で異文化がぶつかり合っているが、留学生同士が融合し合ってなごやかに過ごしている」と語った。本学からは、谷本学長が外国人留学生受け入れのプログラムなどについて説明。今後も両大学間で更に連携を図っていくことを確認した。

 

 本学滞在2日目の10日には、早期留学直結プログラムの授業を7号館で見学。この後、UNTからの留学生3人と早期留学直結プログラムの受講生5人とともに、厚生南館2階で昼食会を開いた。たこ焼きや唐揚げなどをほおばりながら、打ち解けた様子で語り合った。

▲ たこ焼きなどを囲み、打ち解けた様子で話し合うスマートレスク学長(右から3人目)と学生ら

 

 UNT1890年創立の州立大学。多くの学部と大学院の専攻課程があり、約38000人の学生が学んでいる。音楽・芸術系の大学としても有名。本学とは1992年に協定を結び、これまでに67人を受け入れ、72人の外大生を送り出している。

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