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谷本記念講堂でシェイクスピアの英語劇「オセロ」の公演が行われ、市民を含め600人が迫力あふれる演技を堪能しました
シェイクスピアの英語劇「オセロ」の公演が5月29日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で行われました。外大生や教職員をはじめ、学外からの来訪者を含め計約600人が迫力あふれる舞台を楽しみました。

「オセロ」はシェイクスピアの作品の中でも、「ハムレット」「リア王」「マクベス」と並ぶ四大悲劇の一つとして知られています。
主人公の軍人オセロは、配下のイアーゴから妻のデズデモーナが、同じく配下のカシオと密通していると聞かされます。この話は、オセロが自分ではなくカシオを昇進させたことへの逆恨みから出たイアーゴの嘘でした。イアーゴは妻のエミーリアに、オセロがデズデモーナに贈ったハンカチを盗ませてカシオの部屋に置き、この嘘を信じてしまったオセロは嫉妬に狂い、デズデモーナを殺めてしまいます。その後エミーリアから真相を聞き、オセロはデズデモーナの潔白を知りますが、自分の過ちに打ちのめされ、自ら命を絶ってしまうというストーリーです。




舞台では、東京を拠点に全国の大学や学校などで英語によるシェイクスピア劇公演を行っている俳優集団Stage Play Japanの6人が熱のこもった演技を披露しました。舞台の両脇のスクリーンには日本語の字幕が映し出され、観客の理解を助けました。

舞台は、関西外国語大学国際文化研究所(IRI)が公開講座として開いており、学外の人たちも参加しました。観客は熱のこもった俳優の演技に圧倒された様子で、カーテンコールが起きていました。
