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留学生が外大生の英語力を直接鍛えるワークショップに、外大生約30人が参加しました

 留学生が外大生の英語力をワンツーマンで鍛えるLearning Nexus Communication Centerの、ワークショップ「Guess the picture」「Level Up Your Interview Skills」が6月3日と5日に開かれ、約30人の外大生が指導を受けました。

▲ワークショップは昼休みの時間帯に行われ、ランチを食べながら参加できます

 Learning Nexus Communication Center(LNCC)は、中宮キャンパスの6号館で、留学生のチューターがエッセイ作成や添削、メールの書き方、TOEFLやIELTSの対策、スピーキング練習、プレゼンテーションなどをアドバイスします。マンツーマンでさまざまなサポートを受けることができます。

▲インターンシップ生で企画・進行を務めたクレアさん

 ワークショップでは、カナダ・ハンバー大学からのインターンシップ生でLearning Nexus Communication Centerのチューターを務めるクレア・キングストンさんが進行役となって、テーマに沿ったプレゼンテーションやアクティビティを行いました。

▲Guess the pictureでは、ホワイトボードに映っている写真を細かく説明します

 6月3日のワークショップでは、位置を表す基本的な前置詞を復習する「Guess the picture」を開きました。初めに、写真説明をするときなどによく使う前置詞「on the left」「at the bottom」「in the foreground」などについて意味と例文を合わせて紹介しました。

アクティビティでは2人1組になり、1人は教室の後ろを振り向き、もう1人はホワイトボードに映された写真を、英語で事細かに説明します。制限時間になると、初めに映された写真と類似の写真が並びます。後ろを向いていた学生が、説明で聞いた写真を当てます。次第により詳細に説明しないと正しい写真が選べないように、難易度が高くなっていました。

▲学生一人ひとりに声を掛けてサポートしました

 6月5日は「Level up your interview skills」を開きました。就職や留学の面接などで、自らの体験や経験を踏まえて明確な受け答えができるように、STAR法を紹介しました。STARとは「Situation」「Task」「Action」「Result」の頭文字をとった言葉で、面接官から聞かれる質問に対して、STAR法を用いた回答にすることで明確でより詳しく伝えることができます。

▲ワークシートに取り組みました

 よく面接で聞かれる質問として「今まで成し遂げてきた経験」「リーダーをしてきた経験」「プレッシャーがあるなかで働いた経験」「問題に直面した経験」などを例示しました。クレアさんは、回答例として悪い例や良い例を挙げて、ポイントを押さえて説明しました。

 実際にSTAR法を用いて、回答案をワークシートに書き出してみました。外大生は受験期や高校時代のクラブ経験を振り返りながら、回答案を仕上げました。参加した学生は「今まで自分の経験をこのように深く振り返り、文字にすることがなかったのでとても難しいです」と話していました。

 ワークショップを企画・進行したクレアさんは「参加してくれた学生たちは、とても熱心に取り組んでくれて嬉しかったです。素晴らしい経験ができてとても楽しかったです」と話していました。

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