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海外協定校の米国・セントラルフロリダ大学で日本語を学んでいる学生が外大卒業生の日本語教員とともに関西外大を訪れました

 海外協定校の米国・セントラルフロリダ大学の学生17人が、6月16日に「Faculty-led Program」の一環で関西外大を訪れました。

▲セントラルフロリダ大学の学生が関西外大を訪れました

 関西外大卒業生で現在、セントラルフロリダ大学で日本語教員を務める中村ディーコン行里さん(外国語学部英米語学科2000年度卒)の日本語の授業を履修している学生が来日しました。

 日本語の授業以外にも、関西外大生とセントラルフロリダ大学の学生がオンラインでつながるスピーキングパートナー「Collaboration International Online Learning(Coil)」を以前から行っています。両大学の学生がオンラインで日本語や英語を使って交流したり、SNSでチャットしたりして交流をしています。

17人は、6月10日から21日まで東京と大阪に滞在し、「Beyond AI unleash human potential」を掲げて日本文化の体験や経験、異文化交流を積極的に行います。中でも、大学生との交流は関西外大だけで、「国境を越えた人とのつながりを感じてほしい」と中村さんは学生に話しかけました。

▲ノートに日本語で質問を書いて外大生にインタビューしました

 訪れた学生の専攻はさまざまで、それぞれの将来の夢にちなんだ質問を日本語で考え、外大生に意見を求めました。「将来医者になりたい」という学生は「日本人はどうやって健康を維持していますか」「どの食べ物が健康な体を生み出していると思いますか」と日本語と英語を交えて外大生に質問していました。

 また、日英の通訳者と翻訳家になりたいと話す学生は「通訳や翻訳家は日本で必要ですか」「どのようなフィールドで活躍できると思いますか」と尋ねていました。

▲外大生との交流を心待ちにしていたというアリソンさん(左端)は、ほとんど日本語だけで外大生と交流しました

 外大生に質問するほかに、折り紙やあやとりなど日本の伝統的な文化に親しみました。外大生から手ほどきを受けながら、折り紙でツルや手裏剣、飛行機、ハートをつくったり、あや取りでは二人あやとりをしたり、ゴムヨーヨーに挑戦するなど交流を深めました。

 以前から外大生とSNSで連絡を取り合っていたアリソンさんは「今日をとても楽しみにしていました。たくさんの日本人のお友だちを作って、交流を続けていきたいです」と日本語で話しました。

▲二人あやとりにチャレンジしましたが難易度が高かったようです

 英語を専攻しているリナさんは「将来は日本で英語教師として働きたいです。日本語はまだまだですが、外大生とのコミュニケーションでは日本語と英語で補い合いながら話ができるのでとても楽しいです」と笑顔で話しました。

 心理学専攻のコレマンさんは「日本の文化に驚いています。公共交通機関で飲料を飲まないことが共通のルールだったり、本音と建て前を使ってコミュニケーションすることなど、理解が追い付かないことも多いです」と日本での学びを満喫していました。

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