長期留学を経験した学生（帰国生）が、一年以上の留学を考えている学生の相談に応じる相談会「留学MONDAY」が6月23日、中宮キャンパスで始まりました。7月21日までの毎週月曜日の午後0時30分～午後1時まで、3号館3101教室で開催予定です。

　学修方法や現地での生活、学生生活など留学に対して抱きがちな不安を少しでも解消しようと学生と国際交流部が協力して、今回、初めて開催しました。この日は、交換留学や学位留学、専門留学などを経験した学生11人が相談者として参加し、カテゴリーや留学プログラム別に下級生からの質問や相談に応えました。

　次の春派遣でアメリカへの留学を目指しているという外国語学部2年の女子学生は「近く行われる交換留学の学内選考についての相談と、現地での学位について聞きました。参考になる話を聞くことができました」と話していました。

　昨年1年間のメキシコでの留学経験を持つ外国語学部4年の山口はなさんは、「現地での学修内容と、留学に行くまでの日本でのスペイン語の勉強について質問がありました。疑問や不安が少しでも軽くできたら」と話し、交換留学でイギリスに行き、最近、帰国したばかりという外国語学部4年の原菜摘さんは2人の相談に応じ、「（留学先で）頑張ることは当たり前だけど、頑張り過ぎず、楽しい留学生活を過ごしてほしい」と後輩にエールを送っていました。

　相談会の企画をした外国語学部の松岡祭夜さんは「先輩の留学経験者に話を聞く機会は少なく、これから留学を目指す人たちには、十分な準備をしてほしい。この会がその一助になれば」と話していました。