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四條畷高校でインターンシップを体験したマッケンジーさんが、成果発表会で活動を振り返りました
大阪府立四條畷高校(四條畷市)でグローバルインターンシップに参加する留学生のブレア・マッケンジー・フェイスさん(米国バージニア州・オールドドミニオン大学)が、6月26日にインターンシップを振り返ってその成果を発表しました。

グローバルインターンシップ(KGIP)は、関西外大に留学している留学生が、留学生別科を修了後に日本で企業や地元の学校で実務経験を積みます。
マッケンジーさんは、6月2日から27日までの1ヵ月を大阪府立四條畷高校でティーチングアシスタント(TA)としてインターンシップを行いました。他にも、3年2組のホームルームに参加したり、畷高祭(文化祭)の準備を手伝うなど、日本の高校生活を経験しながら就業体験しました。

成果発表会では、3年2組の生徒に「Nawako-Sai」をテーマに、文化祭などの学生生活を通して学んだことや考えたことをプレゼンテーションしました。
6月14、15日に開かれた畷高祭では、3年2組の一員として大演劇の準備から本番まで共に活動しました。畷高祭での体験を通じて、「当日は、訪れた人への出迎えからパフォーマンスまで全て学生が行っており驚きました」と話し、「準備期間では自作の立て看板や衣装はとても感動しました。自分の役割や取り組みに誇りを持ち、劇を観てもらうことに喜びを感じていました」と振り返りました。

また、日本の高校の文化祭のように生徒が一致団結したり、愛校心を高めるイベントとして、米国の高校の人気イベント「Spirit Week」を紹介しました。最後に、思い出の写真で振り返りながら、「四條畷高校の校風はただ楽しいだけでなく、何事もみんなで協力してベストを尽くしていることだと感じました。また畷高祭では、チームワークと創造性がいかに強力なのかを教えてくれました」と話しました。

インターンシップを通してマッケンジーさんは「インターンシップ前では想像つかないくらいに英語の難しさを痛感しました。英語専攻で英語が母語ですが、英語を教えること、説明することがとても難しかったです」と振り返りました。「貴重な経験をさせてもらえてとても感謝しています。インターンシップと四條畷高校はぜひ他の人にも勧めたいと思います」と話しました。