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関西外大中宮キャンパス体育館で救命講習会が開かれ、約100人の学生が心肺蘇生法やAEDの使い方を学びました

 心肺停止となった人の命を救う方法を学ぶ救命講習会が7月5日、中宮キャンパス体育館で開かれました。学友会本部の主催で、文化会や体育会、サークルに所属する学生約100人が参加しました。

 枚方自動車教習所(枚方市招提中町)で、救命講習を行っている西川晃生さんら2人が講師を務め、日本では、心筋症や不整脈など心原性心肺停止による死者は2万6250人で死亡率は92.6%(2024年)に上っていることを紹介。胸骨圧迫(心臓マッサージ)やAED(自動体外式除細動器)の活用で生存率を上げられると、積極的な救命措置を呼びかけました。

▲講師の胸骨圧迫を見つめる学生たち

 学生たちは10人程度のグループに分かれ、全員が交代で、訓練用の人形を使って胸骨圧迫を行い、胸骨を押す際の力の入れ方やスピードを体験しました。

▲人形を使って胸骨圧迫を体験する学生たち

 続いてAEDの使い方を学び、学生の代表が、心臓を挟むようにパッド(電極)をセットし、電気ショックを与えるなどの使い方を実際に体験しました。

▲協力して胸骨圧迫とAEDの準備をする学生たち

 AEDの使い方を体験した、外国語学部4年の大中佑真さん、同2年の岩崎フィリップさんは「これまでにもAEDの使い方を学んだことはありましたが、こうした講習を受けないと忘れてしまう。今日は、心肺蘇生の方法やAEDの使い方を思い出すいい機会になりました」と話していました。

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