関西外大広報サイト

NEWS ニュース

大学2,3年生の学生と保護者らを対象にした、保護者等就職懇談会が中宮キャンパスで開かれました

 学生と保護者らがともに就職について考え、就職活動に向かうための「保護者等就職懇談会」が7月5日、大学2、3年の学生と保護者らが参加して中宮キャンパスで開かれました。キャリアセンターから近年の就職状況や就職支援の内容、保護者や家族として心掛けてほしいことなどを伝えたほか、学年や志望業界等に分かれてのグループ懇談会も開かれました。

 谷本記念講堂で開かれた第一部では、キャリアセンターから就職環境など3点の説明がありました。まず、近年の就職環境の紹介があり、2026年の卒業生は求人倍率1.66倍で、“売り手市場”が続いている一方、企業の規模別の採用状況では従業員数5000人超の企業の求人倍率は0.34倍と3人に1人しか採用されない状況になっていることなどが紹介されました。

▲家族としての就活生サポートの話もありました

 就職支援では、エアライン対策講座や航空業界セミナーなど、航空業界志望者へのサポートプログラムのほか、単位認定型の就業体験や企業と連携した海外就業体験などのキャリア支援の特徴を説明。家族としての就活サポートとして、{保護者や家族は、就活を『学生自身が乗り越えるべき課題』と認識して精神的な支えとなり、見守ることが重要}と呼びかけました。

 続いて、4年生の男女がそれぞれの就活や留学についての経験談を語りました。大手旅行会社に内定している外国語学部の女子学生は、3年生の8月から4年生5月までオーストラリアに留学しながら、オンラインでインターンシップに参加したことなどを紹介し、「留学に行き、就活でも話のネタにすることができた。留学に行ってよかった」と振り返りました。

▲留学中の就職活動についての紹介も

 一方、20社を受験し4社から内定を受けて大手機械メーカーへの就職を決めたという同学部の男子学生は、「留学には行かなかったが、外大にはネイティブの先生から生きた語学を学ぶプログラムがあり、こうした授業を活用した。尻込みせず、積極的に大手企業の採用に応募すればよかったかな、というのが就活の反省です」と話していました。

▲在学生の就活体験は参加者の皆さんに参考になったようです

 教室棟に会場を移して開かれた第二部では、学年別やエアライン志願者などに分かれてのグループ懇談会や教職履修者の支援や留学に関する説明会などが開かれました。いずれの会場も、大勢が参加し、エアライン志願者の説明会では、保護者から「海外に留学中でも企業へのエントリーは問題なくできるか」などの質問が寄せられていました。留学に関する説明会では、参加者は留学プログラムや費用について熱心に聞き入っていました。

PAGE TOP