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概要

外大通信デジタルブック

Kansai Gaidai KANSAI GAIDAI UNIVERSITYKANSAI GAIDAI COLLEGEDecember 9, 2014 No. 275 「語学は〝語楽?、誤学にあらず」(音楽のように語学を楽しめ)とは、英語の恩師・村松増美先生(元サイマル・インターナショナル会長)から教わった言葉である。師との出逢いは1978年、全国実業団英語弁論大会での記念講演を拝聴した時。当時〝通訳の神様?として雲の上の存在だったが、同大会で小生が優勝(当時、松下電器貿易勤務)したことがご縁で、師の〝おっかけ?となった。昨年他界されたが、講師をされていたNHK教育テレビ番組『英語で勝負』に私も出演させて頂いていた頃(1987年)が懐かしい▲村松先生のご指導のお陰で、人生の師である谷井昭雄元松下電器社長の専属通訳を5年間、務めることができた。谷井師からは、本学就職にあたり「教えて之を化するは、及び難きなり。化して之を教うるは、教、入り易きなり」(佐藤一斎の言葉)という揮毫を頂いた。谷井師の幅広い海外人脈との交流の中で、各国首脳やVIP各位との通訳をさせて頂けた事は貴重な体験であった。先日、本学孔子学院の5周年記念式典に大阪府日中友好協会会長としてご臨席され、86歳というご高齢にも拘らず矍鑠としたお姿で祝辞を述べられ、「民をもって官を促す」と民間交流の大切さを力説された。なぜか、その祝辞を聞きながらふと気がつくと、その英訳を口にしていた▲二人の師から教わった〝語楽?と〝感化?という言葉を座右の銘とし、少しでも良師となって、学生たちの飛躍の背中を押すことが、両師への恩返しでもあると思う今日この頃である。万代池   短 期 大 学 部 教  授   高橋 克実CampusCalendarキャンパスカレンダーDecemberJanuaryFebruary12月19日(金)12月20日(土)12月24日(水)12月25日(木)1月6日(火)1月9日(金)~26日(月)1月17日(土)、18日(日)1月27日(火)1月28日(水)~2月5日(木)2月2日(月)2月7日(土)~9日(月)2月8日(日)2月20日(金)、21日(土)留学生別科秋学期授業終了第9回オープンキャンパス(中宮)秋学期授業終了仕事納めFD授業実践研究フォーラム秋学期 期末試験大学入試センター試験航空ガイダンス業界研究会留学生別科春学期授業開始一般入試前期日程(合格発表=16日)3年次編入学試験大学院入試(合格発表=25日)THE GAIDAI 関西外大通信中宮キャンパス(大学院・大学・短期大学部)関西外国語大学孔子学院学研都市キャンパス(大学)〒573-1001 大阪府枚方市中宮東之町16-1TEL. 072(805)2801〒573-0195 大阪府枚方市穂谷1丁目10-1TEL. 072(858)0021関西外国語大学関西外国語大学短期大学部大 学 院外国語学研究科言語文化専攻博士前・後期課程英語学専攻博士前・後期課程英米語学科英米語学科スペイン語学科英語キャリア学科 小学校教員コース外国語学部英語キャリア学部英語キャリア学科留学生別科国際言語学部国際言語コミュニケーション学科英語国際学部関西外大の最新ニュースはホームページにも掲載しています http://www.kansaigaidai.ac.jp/英語国際学科フィエスタショウ 創立5 周年記念式典は同月20日、ICCホールで約100人を集めて開かれた。はじめに、谷本榮子・関西外大理事長(関西外大孔子学院理事長)があいさつ。2009年12月に学研都市キャンパスに設立され、外国語大学としては唯一の開設となる。この5年間で中国語教育機関として多様な講座だけではなく、中国文化の理解に貢献してきたことを強調。「これからも語学力と行動力のある人を育て、アジア、そして世界の平和に貢献できるように努めていきましょう」と呼びかけた。 ついで、学院運営に尽力した枚方市日中友好協会(山中卓会長)と?衛衛・関西外国語大学孔子学院長(英語国際学部教授)、戸毛敏美・同学院参事(元本学教授)の1団体2個人に谷本理事長=写真左から=が感謝状を贈った。 中国国家漢弁副主任で、孔子学院本部副総本部長の王永利さんら3人の中国側来賓も列席、祝辞を述べた。 この後、隣に会場を移して祝賀会。なごやかに談笑した。 記念特別講演会は同30日、ICCホールで開かれた。「孔子」や「敦煌」などの著作で知られ、中国との関わりが深い作家で詩人・井上靖にちなみ、長男の井上修一・筑波大名誉教授=写真=が「井上靖と中国」と題して行った。身近で見てきた父親の数々のエピソードを交えて、日中両国の友好に献身した作家の姿を紹介した。会場では、約50人が興味深く聞き入り、予定時間を超えて質疑を交わしていた。 関西外国語大学孔子学院の創立5周年にあたり、記念式典・祝賀会と記念特別講演が10月に相次いで中宮キャンパスのインターナショナル・コミュニケーション・センター(ICC)で開かれた。 どちらの催しにも同孔子学院で中国語を学ぶ市民や中国からの留学生、一般学生らが出席。晴れやかな雰囲気の中、改めて「日中友好の大切さ」を確かめ合った。(関連記事2面)日中友好 確かめ合う新たな決意を述べる谷本理事長(壇上中央)本学孔子学院 創立5周年中国来賓が祝辞記念式典・祝賀会3者に感謝状特別講演会「井上靖と中国」テーマに 時折雨が降る中、外大祭と穂谷祭が10月31日と11月1日の2日間、それぞれのキャンパスで開催された。近隣の幼稚園児や保護者、地元の方々も多く来学し、各クラブやサークルは、日頃の感謝を込めて活動成果を発表。多数出店した屋台からは、自慢の料理を売る威勢の良い掛け声が響き、キャンパスは一日中お祭りムードで賑わった。 国際色豊かな関西外大で、誰もが笑顔になってほしいとの願いを込めた、今年の外大祭のテーマは、「祭?みんなで楽しみま笑?」。学生広場では、吹奏楽部の演奏=写真、チアリーダー部のチアリーディングパフォーマンスや報徳幼稚園の園児42人によるマーチングなどが行われ、大きな拍手が送られた。 学研都市キャンパスで開催された穂谷祭のテーマは「あつくはじけろ!゚穂っぷこーん!?穂谷の味はUp toYou」。円形ステージでは音楽系のクラブが、体育館下のスペースではダンス部が、日ごろの練習成果を発表した。体育館では、「藤崎マーケット」などのお笑いコンビのライブに続いて、初開催となる「仮装コンテスト」には12組が出演。アニメキャラクターの衣装などで、歌、ダンス、コントといった思い思いの演出を披露していた。(関連記事4、5面)外大祭穂谷祭穂。はじけた