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概要

外大通信デジタルブック

THE GAIDAI 2014年(平成26年)12月9日 第275号[ 6]関西外大の最新ニュースはホームページにも掲載しています http://www.kansaigaidai.ac.jp/ Gaidai News 第32回全日本大学女子駅伝対校選手権大会(杜の都駅伝=日本学生陸上競技連合・読売新聞社主催)が10月26日、仙台市で行われた。創部からわずか1年半の本学女子駅伝部が杜の都38㎞を駆け抜けた。 今大会への出場は9月27日、「第24回関西学生対校女子駅伝競走大会」で21大学中6位に入賞し、「関西枠」を獲得して決定した。 全国8地区から26チームが参加した大会で、初めての記録は2時間14分03秒。成績は21位だったものの、部員らは繰り上げスタートをすることなく、たすきをつないだ。主将の床呂さんは、5区で区間9位の走りを見せた。現地には、チアリーダー部と吹奏楽部の部員や留学生が応援に駆け付け、大会の様子は全国ネットで生中継された。◇出場選手の記録は次の通り(敬称略)。▼1区6.4㎞ 渡部貴江(英語国際1年) 21分25秒 区間16位 通過16位▼2区5.6㎞ 越水香菜美(同) 19分37秒 区間21位 通過19位▼3区6.8㎞ 水元みのり(同) 24分23秒 区間19位 通過20位▼4区4.8㎞ 竹山楓菜(同) 18分03秒 区間23位 通過21位▼5区9.2㎞ 床呂沙紀(国際言語2年) 31分05秒 区間9位 通過21位▼6区5.2㎞ 港菜月(同) 19分30秒 区間22位 総合21位 監督の山本泰明・英語キャリア学部准教授は「創部以来の目標である今大会に、まず出場できたということは、今年の大きな成果。来年はさらに上位で競い合えるよう、総合力アップをめざす。多くの方々に応援していただいていることへの感謝の気持ちを、日々の活動で返していきます」と話した。 中宮・学研都市両キャンパスの合同イベントとしては初となる、学友会主催「ナイトウォーク」が10月11日午後5時から開催された。中宮50人、学研都市30人、留学生20人の計100人が参加。約14㎞の道のりを3?5時間かけて全員がゴールし、学部や学年、国を越えた学生同士の交流を深めた。 出発式で、谷本榮子理事長は「このナイトウォークは、48年の大学の歴史の中で両キャンパスが合同で行う初めての企画です。大学生活は出会いの時。大いに楽しんでください」とあいさつした。 ナイトウォークのルールは、1㎞を16分(時速約3.7㎞)で歩くこと。速すぎても遅すぎても減点になる。20の班に分かれた参加者は、板野優花さん(外3)デザインの緑色のポロシャツを着用。「コマ図」を受け取る5つのチェックポイントをめざした。出発地から約6㎞のチェックポイント・山田池公園では、ウィダーの配布等があり、しばし休んで英気を養った。約8㎞の王仁公園付近にある高架下では、「赤い食べ物と言えば?」などの質問に対して、同じ答えが多ければ高得点を得られるゲーム「そろってドン!!」を楽しんだ=写真。ゴールの学研都市キャンパスでは、実行委員らが振る舞うとん汁で、参加者らは冷えた体を温めた。その晩はセミナーハウスで1泊、新しい友人たちとの話はつきなかった。 翌朝の表彰式では、菅原翔一・実行委員長が「ナイトウォークのモデルはRPG。道に迷っても、経験値は上がっています。学生生活も同様、いろんな経験を積んで経験値を上げてください」と話した。続いて、上位3班とゲームの得点が高かった班が発表され賞品が贈られた。優勝は14班の米田菫さん(外4)、飯田弥香さん(同2)、坂田珠美さん(英国1)、IRVIN Shelby Carol さん(米・チャールストン大学)の4人。IRVINさんは「よく計画されたイベントで安心して歩くことができました。日本人の友達がほしくて参加したのですが、4人でいいグループになれて嬉しいです」と、賞品のひらかたパーク入園券を手に早速、4人でいつ行こうかと相談していた。ナイトウォーク学部・学年・国を超えて交流中宮・学研都市初の合同イベント 増加する自転車による事故の防止と電車内の痴漢対策を呼びかける講習会が10月3日の昼休み、中宮キャンパスの円形ステージで開かれた。枚方、交野、寝屋川の3警察署と大阪府警鉄道警察隊の協力で実施。寸劇を取り入れながら、昼休みで集まった学生たちに注意を促した。 初めに寸劇を上演。女性警察官が自転車に乗った女子大生に扮し、赤信号を無視して交差点に入ったところで、警察官に呼び止められ、「交通切符」を交付されたというもの。自転車でも「信号無視」や「2人乗り」など悪質な交通違反には、刑事処分の対象となる「交通切符」が交付されると説明。起訴されると罰金刑などが科せられ、「前科」として残るので注意が必要と強調した。また、スマートフォンや傘を片手に持った片手運転を学生らが実演し、いかに危険かを見せつけた=写真。 この後、鉄道警察隊による電車内での痴漢対策の説明もあった。安心・安全な毎日のために 本学のボランティアサークル「ひまわり」が10月3日、関西国際学園さくらインターナショナルスクール枚方校で英語による防犯教室を実施した。大阪府警枚方警察署および大阪府枚方土木事務所と協働し、同校に通う3?5歳児43人に向け、劇で防犯対策を訴えた。 劇のシナリオは学生らが作成したオリジナル。今企画リーダーの福永はんなさん(外国語学部2年)と、うさぎの「しょうちゃん」が進行役となり、大阪府警が提唱する子どもの誘拐防止策「5つの約束」を紹介。子どもが不審者に連れ去られそうになる場面では、「どうすればいい?」と子どもに問いかけた後、大声を出したり大人に助けを求めたりするなど、具体的な防止策を示した=写真。 同校マネジャーで本学卒業生の杉下幸子先生は「子どもたちが参加できる劇だったので、飽きることなく最後まで見ることができました」と喜んでいた。また、福永さんは「今日の話が子どもたちの印象に残って、もしもの時に思い出してくれたら何よりです」と話した。危い! 片手運転自転車安全講習会 吹奏楽部の第37回定期演奏会が11月29日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で開かれた。同部は今年、「聴く人が感動する音楽」をモットーに活動。1年間の集大成となる演奏会に観客約530人が集まり、惜しみない拍手を送った=写真。 演奏会は3部構成。第一部の「シンフォニックステージ」では、客演指導の小野川昭博さんの指揮で「アルメニアンダンスパートⅠ」他、全4曲を披露。迫力のある壮大なステージで観客を圧倒した。 続く第二部の「フローズンコレクションステージ」では、「Let It Go」をはじめ『アナと雪の女王』の挿入歌7曲をメドレーで演奏。アナとエルサに扮したダンサーも現れ、子どもたちは大喜びだった。 第三部のマーチングステージのタイトルは「Gポイントカード?本日ポイント10倍?」。レンタルビデオ店の寸劇を挟みながら、「ソーラン節」にのったカラーガードショーなど、全8曲で観客を楽しませた。 アンコールは寸劇の結末からスタート。家族全員でポイントを合算、見事1万点に達し世界一周旅行を手に入れた、というハッピーエンドに「ダンシングクイーン」の明るい曲が響いた。舞台の上から客席に向けて無数の紙飛行機が舞い降り、会場は大歓声に包まれた。 演奏会の合間、主将の木村早織さん(外4)が「卒部生(4年生)にとっては最後の本番。心を込めて演奏します」とあいさつ。この言葉通り、部員たちは観客と舞台を楽しみながら、熱のこもった演奏を披露した。会が終わったロビーには部員や観客が大勢集まり、写真撮影をしたり健闘を称えたりして、現メンバーとの別れを惜しんだ。英語劇で防犯教室ボランティアサークル「ひまわり」聴く人が感動する音楽を吹奏楽部の定期演奏会杜の都でつないだたすき全日本大学女子駅伝に初出場女 子駅伝部2区・越水さん(右)から3区・水元さん(左)へたすきが渡る