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概要

外大通信デジタルブック

[11]THE GAIDAI 2015年(平成27年)4月1日第277号Career Development関西外大の最新ニュースはホームページにも掲載していますhttp://www.kansaigaidai.ac.jp/本学の学生8人が三井住友銀行で2月16日から5日間、インターンシップを経験、実践的なグループワークなどを行った。同行でのこの時期の受け入れは初めてという。8人は同行大阪本店(大阪市)などで銀行業務の講義を受けた。さらに2チームに分かれ、同行員になって「関西外大の成長戦略」の企画提案をまとめ、最終日の20日にプレゼンテーションを行った。8人は、就活開始を控えた外国語学部3年7人に、同2年1人が加わった。男子学生は3年生の1人だけ。初日の大阪本店では、同行の法人戦略部の吉門学・上席部長代理ら役職者4人から「金融・銀行」や「マーケット」などをテーマに専門的な解説などを聞いた。2日目からは枚方支店に移り、枚方法人営業部の守谷啓部長の話などのほか得意先の工場見学もした。3日目からは枚方法人営業部の指導で「関西外大の成長戦略」のグループワークを開始。4人ずつの2チームがさまざまなデータを収集しながら提案をまとめ、20日午後、中宮キャンパス・多目的ルームでのプレゼンに臨んだ。Aチームは、3?5年までと6年目以降の2期に分け、9月(秋学期)への入学時期の移行とネイティブ教員の拡充を行う。そのうえで、アメリカ、インドネシア、中国など23カ国を国別にして外国語教育体制を構築するとした。世界中の留学生をターゲットにでき、一般企業と連携して講師を招き、産学連携を推し進めるなどとした。Bチームも短期では東南アジアの経済成長に着目し、学生を半年間のインターンシップ留学やボランティアに結びつけ、単位を認定しブランド化を図る。長期では、日本の高齢化を受け、外大生、留学生、高齢者の3者が多様な価値観を共有する「プラチナ社会」へ向かう授業などの創出を挙げた。終了後、8人は一人ずつインターンシップを振り返り、「グループワークはいろいろなことをしなければならなかったが、いろいろなことができた」などと話していた。最後に末包厚喜・中宮キャリアセンター所長(外国語学部教授)が講評。「インターンシップで外から自分や大学を見直す機会になったと思う。世界は変化しているが、なぜ変化しているのかを考えてほしい」と語った。連日、正午に1階学生ラウンジでのブース形式のセミナーが先に開始。教室形式は午後1時から行われ、こちらは休憩をはさみながら、1回1時間で、3回繰り返した。毎日計約30社が説明を行った。初日は雪が舞う冷え込みとなったが、学生たちは早い出足。ブース形式には、運輸、不動産、自動車、広告、機械卸売などの計14社、教室形式にも金融、食品、旅行、情報サービス、住宅など多くの業種から20社が訪れた。金融関係の会社には、女子学生の姿も多かった。担当者は、金融取引にはリスクが伴う。リスクの説明をいかに顧客に納得してもらうかが大事、などと解説していた。人気の旅行会社は約100人が詰めかけ、満席に。グループ会社を多く抱えるために、応募の方法や仕事内容の違いなどを細かく説明。以前は旅行自体が「目的」だったが、もう自分がしたい何かのための「旅行は手段」の時代になってきていると語った。アパレルやホテル関連の企業には本学の卒業生が加わってPRしていた。別の日の電子部品メーカーは、積極的な海外展開で知られるだけに、出席者は海外での勤務状況を熱心に質問。IT企業では、システムエンジニアも半分は文系。研修を充実させているという説明にメモを走らせていた。学生たちは3月1日の本番スタートと同時に、大阪や東京などで開かれている大規模な企業セミナーにも参加している。外国語学部3年の男子学生は、1日の東京での企業セミナーにも出席してきたといい、「自分のペースを崩さずに幅広い業界を見ていくつもり」と話していた。外国語学部3年の女子学生は「正直不安です。すでに大阪市内の企業セミナーにも複数回行きました。自分のフィーリングに合うか一つずつ確かめていきます」と語っていた。中宮キャンパスの就職ガイダンスが2月18日、同記念講堂で開かれた。2014年度最後(8回目)で、英語キャリア、外国語の両学部3年生約800人がリクルート服姿で参集した。末包厚喜・中宮キャリアセンター所長があいさつ。昨年より「短期決戦」であり、企業も本当にほしい人材しか受けつけない「厳選採用」の方針を変えていない。甘く見てはいけない。でも就活をする以上は「明るく、元気に、前向きに(アクティブに、ポジティブに)いこう」と激励した。学研都市キャンパスでの実践的な学びPBL(課題解決型授業)の2014年度研究成果について、中宮キャンパスでも知ってもらうPBL学内報告会が2月13日、中宮・多目的ルームで開かれた。4クラスが登場。谷本義高・大学学長ら中宮教員も詰めかける前で、短い時間ながら手際よく発表していた。発表したクラス(テーマ=指導教員)は▽ザ・パック/あみだ池大黒クラス(私たち大学生が考えるお菓子パッケージを提案する=井上修輔講師)▽大阪水上バスクラス(サンタマリア・アクアライナーの魅力を学生目線で解析し、企画・提案につなげよう=中野誠教授)▽トンボクラス(日本のスクールガールファッションをヨーロッパに普及させる=松中吉喜講師/井上修輔講師)▽ANAクラス(関西エリアへの訪日外国人旅行客の拡大=西田透教授)。昨年暮れに学研キャンパスで発表した全7クラスから選抜された。各クラスとも国際言語学部3年生20人が定員で、メンバーはリクルート服で集合。代表3?6人が順に発表時間に指定された10分間で次々と、研究成果を解説しながらそれぞれのテーマに沿った提案を行っていた。ザ・パック/あみだ池大黒クラスは、3人が発表。大阪の老舗おこし製造会社との提携で、大阪らしい、かわいいなど四つの切り口から、パッケージにも工夫を凝らした提案をした。ANAクラスは訪日観光客を増やすために、リピーターへの対応や関西ならではの素材の厳選など8項目を掲げ、台湾からの訪日客向けのプランとして練った「関西今昔物語」をアピールした=写真上。最後に、谷本学長が講評。「いずれもよく頑張った。これからもPBLで得たことを生かしてほしい」と述べた。学生たちは「とても緊張した。1年間手がけてきたことをしっかりと発表できて、よかった」と話していた。就活本番へ突入学内合同企業セミナーに270社学内合同企業セミナーが3月10日から19日まで8日間(土、日曜は除く)、中宮キャンパス7号館で行われた。同月1日に就職活動が解禁。昨年に比べ日程が3カ月後ろ倒しとあり、学生たちは本番モード全開。黒のリクルート服を着こなし、髪型も整え、緊張した表情で臨んだ。中宮、学研都市両キャンパスの学部3年生と短大部1年生が対象で、ブースと教室の両形式で行い、幅広い業界から計約270社が来訪した。ブース・教室両方式で金融なども人気「幅広く業界見る」「一つずつ確かめる」女子学生が目立った金融企業の教室多くの学生が詰めかけた初日のブース三井住友銀行でインターンシップ学生8人が成長戦略練る成長戦略をプレゼンする学生たち中宮キャンパスで8日間開くJTBグループ全日本空輸ANA大阪空港近畿日本ツーリスト伊藤園ヒルトン大阪ジャルパックタカラトミーANA成田エアポートサービストリート1234567899学内合同企業セミナー人気企業(上位10社)「明るく、元気に…」就活乗り切ろう中宮ガイダンス学長が講評学研PBL中宮で報告会