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概要

外大通信デジタルブック

THE GAIDAI 2015年(平成27年)5月22日 第278号[ 2]関西外大の最新ニュースはホームページにも掲載しています http://www.kansaigaidai.ac.jp/ Gaidai News 「留学生派遣」と「キャビンアテンダント(CA)採用」で大学ランキング1位――日本の大学762校のさまざまなデータを評価した「大学ランキング2016年版」(朝日新聞出版)で、本学は2項目3点で1位となった。 1位となったのは▽海外への留学生派遣人数1224人(2013年度、16単位以上)▽キャビンアテンダント採用者数( 14年) 56人▽同10?14年の採用者累計210人。 留学生の派遣人数は、2位の早稲田大(697人)を大幅に上回った。CA採用者数では、14年単年と、10年からの5カ年累計で、どちらも2位となった青山学院大、3位の関西学院大を抑えた。 さらに▽2、3年次編入学者数( 14年度)が402人で、豊橋技術科学大(409人)よりわずかに少ない2位。 また▽外国人教員の総数( 14年度、常勤の教授、准教授、講師の合計)が111人で、東京大、立命館大に続く3位(外国人教員比率41・0%は5位)▽国際ボランティアの参加学生数( 09?13年度の参加者累計)も146人を数え、名古屋商科大、早稲田大に次いで3位となった。このほか、教員採用数( 14年)でも▽中学校教員が64人で21位▽高校教員( 24人)も54位と、それぞれ前年からランクアップしている。 「大学案内2016」=写真上=が刊行された。A4判158㌻。4月26日の第1回オープンキャンパスで参加者に配布された。トピックスとして、表紙裏に2018年春開学予定の「御殿山キャンパス(仮称)」、2?3㌻に「ディズニープログラム」など、新情報が満載。施設、教学両面から、本学の充実したグローバル教育を紹介している。 「大学院案内2016」=写真下=も完成し、4月9日の入試説明会で配布された。A4判28㌻。英語学と言語文化の2専攻について、担当教員9人がコース別に特徴を解説。また、「TOPICS」のページを新設し、「夏期リフレッシャーコース」など、本学大学院の学びを伝える取り組みを紹介した。 今年度初のオープンキャンパスが4月26日、中宮・学研都市の両キャンパスで開かれた。晴天に恵まれ、約1800人が参加=写真上。約340人がバスで学研都市キャンパスを訪れた。中宮の教室では様々な科目の体験授業があり、高校生らは一日外大生を満喫。入試対策や留学制度の説明などには、続々と保護者らが訪れた。国際交流センターでの「留学生と話そう」のコーナーでは、留学生のフレンドリーな受け答えに、高校生たちは留学への興味が高まった様子だった。 (8面にグラフ) 谷本記念講堂でのオープニングセレモニーで、谷本義高大学学長は英語キャリア学部と英語国際学部の2学部について特色などを説明。「英語国際学部は3年後に新キャンパスに移転する予定です」と語り、中宮と近接する「御殿山キャンパス(仮称)」の計画にもふれた。嶌岡忠彦入試部次長は入試概要説明で、2016年度入試から導入されるWeb出願について説明した。在学生のメッセージでは、米国・マサチューセッツ大学アムハースト校に留学して、国際関係論を学んだ伊藤愛さん(外国語学部英米語学科4年)が「関西外大は、チャレンジする学生にチャンスを与えてくれます」と高校生たちを励ました。 午後からの体験授業では、外国語学部英米語学科の早期留学直結プログラムを担当しているD.P.アギュラー講師が、「Who」から始まる2通りの疑問文を例示。答えの「S+V+O」の構文を示し、主語か目的語か、尋ねる対象が違えば文の構成も異なることをオールイングリッシュで説明した。 国際交流センターの「留学生と話そう」の会場前は、切れ目なしの人の列。アルゼンチンから留学中の女子学生は同国代表のユニホームを着て、「メッシを知っていますか」などと英語で話しかけ、サッカー好きの高校生と話がはずんだ=写真中。また、キャンパスツアーのガイド役も留学生=写真下。そろいのTシャツを着て、旅客機内を再現したエアライン演習室など中宮の必見スポットを案内した。 学研では、中宮からのバスから降りた参加者はまず、名物の焼きたてパンと飲み物を手に取って会場へ。PBL(課題解決型授業)を紹介する教室では、昨年度の授業に参加した4年次の学生が企業に提案した内容などに耳を傾けた。中国文化の体験コーナーでは、本学孔子学院のスタッフが扇を使った太極拳の舞いを指導。参加者には中国のお守りなどのグッズをプレゼント。カラフルなお土産を手にした高校生らから歓声が上がった。第1回オープンキャンパスに1800人1日外大生を満喫中宮では留学生が大活躍340人が学研へ留学生派遣とCA採用 全国1位「大学ランキング2016年版」大学案内大学院案内完成2016年度版 本学でロシア語を履修する学生が4月25日、豊中市の在大阪ロシア総領事館を訪問した=写真。春学期の訪問は今年で5回目。参加者は男女7人の計14人で、文化担当の女性のショールコヴァさんを講師に、ロシア料理のペリメニ(水餃子)作りに挑戦。生地を作る力仕事は、男性館員のダヴィートさんが飛び入りで手伝った。 日本語を解さないダヴィートさんがロシア語で容赦なく指示を出したり、まくしたてたりするのに対し、アルファベットを覚えたばかりの履修生が、表面上は動じずに対応した辺り、さすが外大生(?)。ショールコヴァさんはしなやかな手つきで、美しい形のペリメニの作り方を教えてくれた。3グループに分かれた履修生たちは教え合ったり、役割分担したりして、「ペリメニは家族で作るもの」というショールコヴァさんの言葉を実体験。最終的に鍋6杯分の量を作り、それをその場でゆでて食べ、ロシア語の単語を少し覚え、お開きとなった。 本学孔子学院の第6回理事会が3月29日、中宮キャンパスで開かれた。北京語言大学から李宇明理事長(本学孔子学院中国側理事長)、張宝鈞教授(国際交流処処長、本学孔子学院理事・王魯新教授の代理)らを迎え、2014年度の事業・決算報告と15年度の事業計画・予算を承認。今後の重点施策などについて意見を交わした。本学からは谷本榮子理事長(本学孔子学院日本側理事長)、片山智行名誉教授(同理事)、?衛衛教授(同・日本側院長)が出席。吉田泰謙准教授が通訳を務めた。 (写真は出席者) 議事の中で、谷本理事長は「本学孔子学院5周年記念事業は、すべて北京語言大学のご支援、ご協力をもって成功裏にその成果を収めることができた。昨年12月の第9回世界孔子学院大会で受章した先進個人章・孔子学院銀盾奨章は、本学孔子学院関係者全員が受章したものです」と述べた。 最後に李理事長が「北京語言大学の教育研究資源をフルに生かして関西外大孔子学院の事業活動を共に展開、充実させ、英語国際学部生を中心とした関西外大からの学生受け入れには、今後も万全の体制で臨む」と述べた。 大学院の第1回入試説明会が4月9日、中宮キャンパスの多目的ルームで開かれた=写真。学研都市キャンパスと遠隔操作システムで結ばれ、進学希望者計13人が参加した。外国語学研究科長の大庭幸男教授が「本学大学院は高度専門職業人の養成をめざします。ぜひ挑戦してください」と呼びかけ、博士前期課程の各コースの担当教員がコースの特徴や魅力を紹介。この後、入試部から入試要項の説明があった。 また、大学院のオリエンテーション・ガイダンスも3月25日に行われ、新入生を含めた大学院生32人のうち28人と指導教員12人が出席した。 大庭研究科長があいさつした後、研究指導教員の紹介や教務部からの説明があり、院生たちは指導教員から詳しい履修指導を受けた。2015年度は博士前期課程に7人、後期課程に2人が入学した。本学 孔子学院第6回理事会開くロシア総領事館でペリメニ作り大学院入試説明会ガイダンス