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概要

外大通信デジタルブック

[3]THE GAIDAI 2015年(平成27年)7月13日第279号Gaidai News本学のFD活動やその実践についての論文などを収録した「高等教育研究論集」第4号が発刊された。B5判356ヘ?ーシ?。3部構成で、第Ⅰ部は論文と授業実践研究、第Ⅱ部は今年1月に行われた第4回授業実践研究フォーラムの報告集、第Ⅲ部は2013年度のFD活動記録を掲載している。第Ⅰ部にはJ.ロジャーズ・英語国際学部講師の論文を収録している。授業実践研究はネイティブ教員による2編と、日本人教員による3編。中部地区同窓会の設立総会および同窓会が6月7日、名古屋市の東急REIホテルで開かれた。会には同窓会名誉会長の谷本榮子理事長をはじめ各支部の役員らも多数参加。約100人の同窓生は旧交を温めるとともに世代を超えた交流を深めた。設立総会は、飛騨高山テレ・エフエムの宮ノ下浩一さん(1986年卒)が司会を務めた。同窓会の谷本榮子名誉会長は歓迎の挨拶で「国内3支部をはじめ、上海、マレーシアへと海外支部が広がり、組織がますます盤石になってきている」と話し、中部支部が母校との絆を一層強めながらさらに発展するよう願った。設立総会後、岸田茂・副支部長の乾杯で懇親会に移り、名古屋のエフエム局で活躍するマルコ石本さん(94年卒)の司会で会場は賑やかに盛り上がった。卒業生によるイベントは川鰭祐子さん(92年卒)のジャズライブ。テネシーワルツなど4曲を歌い上げ、会場を温かな雰囲気で包み込んだ。全員参加のゲームイベント『Backtoでthe GAIDAI』は、9つのテーブルに分かれた同窓生らが、外大にちなんだクイズに挑戦。在学生の人数から大学近隣の銭湯の名前まで、バラエティに富んだ質問の答えが発表されるたび、会場からは歓声が上がった。最後に、伊藤道明・副支部長のあいさつで会を締めくくった。細田海斗さん(2014年卒)は、「1977年卒の先輩といろいろな話ができて嬉しかったです。世代が離れていても、めざしているものや、やりたいことなど、関西外大で学んだからこその価値観を共有しているんだと感じました」と笑顔で話した。日本語を勉強したことのない外国人学生を夏休み期間中に受け入れる、初の留学生別科サマープログラムが6月15日から始まった。受講生はアメリカ4人、メキシコ3人、香港2人、フランス1人の計10人。7月25日までの6週間、国際交流センターの教室で日本語や日本史などを学ぶ。また、さまざまなイベントやフィールドトリップが用意されており、異文化体験を通じて、日本への理解を深めてもらう。5月下旬に留学生別科春学期が終わり、留学生が帰国すると、中宮キャンパスでは国際交流の機会が減っていた。サマープログラムの実施によって受講生と日本人学生との交流が生まれ、この空白が埋まることが期待されている。授業開始を前にした13日には外大生も同行して、さっそく京都ツアー。14日にも地元・枚方市内をめぐるツアーがあり、留学生たちも緊張感がほぐれた様子だった。授業初日の15日には、教室で「いってきます」「いただきます」などのあいさつをみんなで声をそろえて発音。先生やTAも交え、数字を覚えるゲームをするなど、留学生たちは楽しく日本語を学んでいる=写真上。座学以外に、「侍、忍者体験」「盆踊り大会=写真下」「マンガワークショップ」などを予定。寺社をめぐる京都ツアーや、祇園祭の山鉾巡行見学も盛り込まれるなど、地の利を生かして日本の伝統文化にたっぷりと浸ることのできる時間割となっている。期間中は、中宮キャンパスの国際交流セミナーハウスで生活。ホームビジットプログラムに参加することで、日本の家庭の雰囲気を味わうこともできる。今年度の第2回、第3回オープンキャンパスが5月31日と6月21日に、それぞれ中宮キャンパス、学研都市キャンパスの単独で開かれた。(7面にグラフ)中宮単独の第2回には、高校生や保護者ら約960人が訪れた。同時開催された文化博覧祭の展示発表や演奏会、模擬店なども楽しみながら、思い思いに「関西外大の1日」を過ごした。谷本記念講堂でのオープニングセレモニーで、谷本義高大学学長は英語キャリア、英語国際両学部の特徴を説明。米・テネシー大学ノックスビル校に専門留学した英語キャリア学科4年の﨑山瞳さんは「英語に加えて経済学を勉強しようと入学。留学先では国際関係論や平和学を学びました」と体験談を発表した。午後からの体験授業は7号館の各教室で20分ずつ3回開講。早期留学直結プログラム担当のS.テポ外国語学部講師は「楽しくTOEFLの勉強を」のテーマで、TOEFLスコアアップの入門編を高校生に講義。柊元弘文・短期大学部教授は「TOEIC文法問題にチャレンジ」をテーマに、疑似体験を通じて参加者に理解を深めてもらった。7号館であった「英語キャリア学部生と話そう」の会場では、学生や参加した高校生がすぐに仲良くなり、教室全体が盛り上がった=写真上。■学研都市単独の第3回には各地から前年並みの約340人参加者があった。入試と英語国際学部についての両説明会は交互に行われた。入試説明会では、2016年度入試にWeb出願が導入されることや御殿山キャンパスへの移転も伝えられた。学部説明会は内田真弓講師=写真下=が当たり、2年次での原則「全員留学」などの5つの特色を強調。「なんでも相談できるアットホームな雰囲気です」と語った。並行して英語はB.L.ジョンソン講師が、中国語は三輪雅人教授が、国際系科目は大谷泰斗講師がそれぞれ模擬授業を、西村孝彦教授も「英語発音クリニック」を開き、学習内容を豊富に紹介した。学研キャンパスが推進する産学連携PBL(課題解決型授業)については、昨年の経験者である4年生の松田尚子さんと植田優沙さんが1年間の研究内容をコンパクトに披露した。このほか、孔子学院による中国文化紹介フェアでは「中国の遊び」、OG講演会では2013年度卒業生で、国際線CAの赤堀絵美さんが登場、多くの個人相談も受け付けるなど、多彩なプログラムが繰り広げられた。中部地区で初の同窓会理事長も出席100人旧交温める孔子学院中国文化を紹介4カ国10人が「日本」学ぶ初の留学生別科サマープログラム「外大の1日」体験中宮・学研で第2、3回オープンキャンパス高等教育研究論集第4号発刊初めて会う人もすぐに打ち解けた