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概要

外大通信デジタルブック

THE GAIDAI 2015年(平成27年)7月13日第279号[4]Gaidai News関西外大の最新ニュースはホームページにも掲載していますhttp://www.kansaigaidai.ac.jp/短大部K.G.C.ベーシックス第4回クラス対抗ソフトバレーボール大会が5月31日、中宮キャンパスの体育館で開かれた。今年から参加できるようになった2年生からは11チームが参加。1年生は35チームで、短大生の参加者は490人と、昨年より約50人増えた。出場チーム数は、教員と職員、ピアサポート(ひまわり)も含め計49。この日は、文化博覧祭も開かれていたが、多くの応援の中、各チームは熱戦を展開=写真。2年G1・H2混成チームが、1年D1チームを下し、優勝した。3位には1年A1(リス)と1年C1の両チームが入り、表彰式で谷本榮子理事長・短大部学長からメダルなどを贈られた。枚方市のコミュニティー放送局「エフエムひらかた」の本学提供番組「キャンパスビートルズ」で、FBS放送局の大学院博士前期課程2年(言語文化専攻)の薛韜君=写真左=とスペイン語学科1年の松島洋樹君=同右=の男性コンビが、7月からキャスターを務めている。番組は毎週日曜午後0時49分(再放送は土曜午後11時)から10分間で、2人の出演は12月までの半年間。ビートルズの曲を流し、男同士で英語のしゃべくりを展開し、リスナーを喜ばせている。薛君は中国・北京出身の留学生で、将来の夢はラジオDJ。ラジオを聴くのとスポーツをすることが趣味といい、「英語で日本と中国の文化の違いを紹介し、面白い話もします。DJ経験を積めたらいいなと思っています」と話す。一方の松島君は地元・大阪出身。野球観戦が趣味で、ある先輩の姿にあこがれてFBS放送局に入部した。「楽しく聴ける話題をお伝えします」と意欲的だ。「今、部員は3人。しかし、なんとしても部は続けていきます」。出版文芸部部長の外国語学部英米語学科3年内田悠君(ペンネーム雨遊)に決意がのぞく。2年の時に同じ必修授業で見つけ、「彼ならやれる」と見込んで、入部させた3年峠恵介君(同・山上下)と、中宮キャンパス・クラブ館3階の部室で地道に創作小説に取り組んでいる。前部長の4年秋山恵さん(同・秋本佳菜子)も強力にバックアップ。同人誌「中宮文学」=写真下=は季刊分の4回のほか、入学式、外大祭などの大きな行事に合わせて年8回、毎回数十部を欠かさず発行している。5月の文化博覧祭に合わせて発行した「中宮文学」は「御伽噺」をサブタイトルに「文庫本サイズ」にした。「教科書大」(A4判)から改めたが、144ヘ?ーシ?とこれまでの2?3倍の分量に。そこへ「光の夢」「夢の光」(以上、秋本佳菜子)、「灰かぶりと猫かぶり」(雨遊)、「三人の軍医の喜劇」(山上下)の4編を収録した。現代的ファンタジーやSF色をにじませており、多い作品では約1万5千文字を一気にパソコンに打ち込んだ。印刷後に文庫本の大きさに紙を切り分け、背中をテープで固定。すべて3人の手作業で仕上げた。前号の新入生歓迎号から電子版の配信も始めた。パンフレットに印刷したQRコードをスマホなどで読み取り、ダウンロードする方式で、今回も前期試験が終わり次第開始する。幼いころから本好きの3人。時間を見つけてはこつこつと作品を手がけてきた。以前は部員6人で創作を競っていた時もあっただけに、内田君と峠君は「厳しい面はありますが、出版文芸部は続けていく。『出版』と頭に付けている。短歌俳句はもちろんコミックやアニメの発表をめざす仲間も来てほしい」と呼びかけている。パソコンや人気のLINEを巧妙に使った悪徳商法に巻き込まれないように――と、短期大学部1年生約900人を対象にしたK.G.C.ベーシックスの全体授業が6月10日、中宮・谷本記念講堂で開かれた。今回は「若者をめぐる消費者被害防止」がねらい。枚方市立消費生活センター専門相談員の田中雅代さん=写真=が講師となり、多くの事例を挙げ、注意を呼びかけた。田中さんは、実際にメールで送られてきた「【督促状】遅延損害金の請求について代理人弁護士より重要なお知らせ」とする文面を例示し、身に覚えのない督促状などが届いても「返信しない」「電話をかけない」。とにかく「無視」するようにと促した。ワンクリック請求、偽サイト・詐欺サイトなどにも警戒するよう述べた。最近増えている事例として「プリペイドカードを買ってきて」などと持ちかける詐欺にも言及。1プリペイドカードの番号を相手に知らせない2正規の利用方法はサイトで自ら入力する3番号を知らせてしまうと返金は難しい、など慎重な行動を促した。多くの若い人が利用しているLINEなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)についても、友人・知己と信じ込ませて、美容や装飾などの高額商品を買わせるなどの事例が若者間で相次いでいる。知らない人に「友だち」として設定されないように「友だち管理」はしっかりするように求めていた。「犯罪に対する危機感を常に持って」――夏に向け女性を狙った犯罪が増えるおそれが高まるのを受けて、昼休み防犯教室が5月21日、中宮キャンパスの円形ステージで開かれた。学生たちは昼食を取りながら聞き入った。大阪は全国でもトップクラスの強制わいせつ犯罪多発地帯で、枚方署の防犯担当者が、注意がおろそかになっている女性の背後から犯人は忍び寄り、一瞬のすきを突いて、襲いかかってくるという典型例を挙げた。夜道を帰るときだけでなく、マンションのオートロックも油断禁物。自室に入るまでは、繰り返し背後を確認。自室に入れば、即座にカギを締める。30センチ四方の窓なら人は通り抜けられるので、トイレや浴室の小窓も必ず施錠などとして、窓をすり抜ける場面の実演も行い=写真=、過信を戒めた。ラグビー部(福井克也主将)は5月15日?6月10日、枚方市の大阪国際大学で開かれた枚方ラグビーリーグで全勝。昨年に続いて連覇を果たした。同リーグは、本学のほかに、コマツ製作所、大阪国際大、大阪歯科大、関西医科大の4チームが参加。本学は初戦でコマツを62―7の大差で圧倒して勢いに乗り=写真=、大阪国際大とは接戦になったが、36―33で振り切り、関西医科大も43―7で下した(大阪歯科大は棄権)。新チームは、昨年の主力が抜け、少ない4年生を中心に一丸となって勝ち上がった。コーチの後藤俊敬さん(入試業務課)は「これからもさらに実力を付け、秋の関西大学リーグでは良い結果を残したい」と話している。枚方ラグビーリーグは「ラグビーのまち枚方」を実現するために昨年、計5チームが参加して発足した。巧妙な詐欺要注意短大全体授業で呼びかけPC & LINE使った「女性を狙う犯罪にいつも危機感を」中宮で実演講座出版文芸部「中宮文学」を電子版化こつこつ定期発行文庫本サイズも枚方リーグV2達成ラグビー部中宮キャンパスの剣道部と少林寺拳法部の部員が5月29日夕、大阪府警による「春の地域安全運動」に合わせて、キャンパス周辺の住宅街を防犯パトロールに協力。「自転車にカギをかけましょう」「ながら歩きはやめましょう」などと呼びかけた。剣道部の福田悠志君ら6人と少林寺拳法部の中島岳主将ら9人の計15人。枚方署、枚方市防犯協議会(市危機管理室)、中宮校区連合自治会(西野修会長)の約30人が住宅街を行進し、大きな声をそろえ発していた。枚方署員が打つ拍子木に合わせ、「女性の一人歩きはやめましょう」「還付金詐欺には気をつけましょう」とも唱和=写真。途中の堂山公園でも、全員が集合して声を合わせていた。協力して防犯パト応援剣道部少林寺拳法部実績もしっかり積んでエフエムひらかた「キャンパスビートルズ」新キャスター2人部室で作品づくりに励む秋山さん、内田君、峠君(左から)。互いに批評もし合うセツトウ短大2年生も参加ソフトバレーボール大会たおおとぎばなしRUGBY