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概要

外大通信デジタルブック

関西外大の最新ニュースはホームページにも掲載していますhttp://www.kansaigaidai.ac.jp/THE GAIDAI 2015年(平成27年)7月13日第279号[6]Snapshot Galleryキャンパスの風景ハナミズキ植樹式May, 2015プレートには日米友好の言葉が苗木に水やりする谷本義高大学学長留学生別科の修了式を終え、記念写真に収まる留学生陶芸マンガ展目を見張る出来映え留学生別科春学期の学生が陶芸やマンガの授業で制作した作品を展示する“Ceramics & Manga Exhibition-2015 SpringSemester”が留学生別科修了式のあった5月30日まで4日間、国際交流センター2階の教室で開かれた=写真上。制作した留学生や友人、スピーキングパートナーの日本人学生らが次々と訪れ、作品の出来映えに目を見張った。3 0日には修了式に出席したホストファミリーのみなさんも鑑賞し、感嘆の声が上がった。陶芸は猪股芳夫講師、マンガは具本媛助教が指導。教室の中央などに配置された机に、40人近くの留学生が制作した焼き物約500点が展示され、壁には黒い紙に張ったマンガ約40点が並んだ。マンガ作品の数点は製本されてあって、読むのも自由。手に取ってページをめくり、じっくりと眺める学生の姿も目立った。祝辞を述べるロメル広報担当領事留学生やホストファミリーも参加した昼食会留学生別科修了留学生を代表してスピーチするローレン・リングブルームさん(米・イースタンミシガン大学)式百「吹くからに秋の草木のしをるればむ人一首を引用して留学の意義を語るべ山風を嵐といふらむ」百人一首の歌で、一般的な解釈は、秋が深まると、山風が嵐のように吹き荒れて、冬がすぐに来ることを予感させるということです。ここでの留学経験と似ていると思いました。日本での留学は、私たちの人生に変化を与える強い風なのです。留学生の友だちは、みんなこの「変化」が大事な経験の一つだと言っていました。挑戦といえば、外国語の修得も大きな挑戦です。毎日日本語の授業に行くだけでなく、山のような宿題や試験勉強とも戦ってきましたね。でも、留学では、いい成績を取ることも大切ですが、日本の文化を経験することも大きな意義の一つです。これから多文化社会で生きていく私たちにとって、文化や宗教が違っても、それを理解しようとすること、思いやりを持つことが、とても大切だと感じました。自分の考え方ややり方が、いつも最善の方法ではないかも知れないと気付けただけでも、留学の意義があったのではないでしょうか。友人に留学の経験を一言で表わすとどんな言葉になるか聞いてみました。最も多かったのは、「感謝」という言葉です。日本語で一番好きな言葉は「ありがとう」「おおきに」です。みなさんも同じですよね。このような素晴らしい留学の機会を与えてくださった関西外大とホストファミリーの方々に、みんなで感謝の気持ちを伝えませんか。「ありがとうございました」