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概要

外大通信デジタルブック

[13] THE GAIDAI 2015年(平成27年)10月9日 第280号Global Outreach大活躍!! 秋学期の別科留学生9月19日9月20日7月13 日学研生とHello Friends Festa 四條畷高の生徒と交流参加者も登場短大生がフラメンコに挑戦 短期大学部でスペイン語を履修する学生が、フラメンコ部(アンダハレオ)との交流を通してスペイン文化を学ぶ授業外学習が7月13 日、中宮キャンパスのマルチメディアホールで行われた。参加した約70人の短大生とサマープログラムに参加中だった留学生5人も仲間入り、フラメンコの振りに挑戦していた=写真。 艶やかな衣装でフラメンコ部が登場し、「Sevillanas」など2 曲を踊った。優雅な舞いと、激しいタップの迫力に短大生らは見入った。続いて部員がお手本を演じて短大生や留学生が踊りの指導を受けた。手の動作、ステップ、体の回転がなかなか合わず、学生らは悪戦苦闘する場面も。最後にギター伴奏も加わって、全員が1曲通しで踊って見せた。部員で短大部1年の谷田部怜奈さん、川端由紀乃さんが紹介され、短大生の入部を呼びかけていた。谷田部さんは「フラメンコを始めて2カ月なのでまだ難しいですが、みんなと踊る楽しさがとてもいいです。もちろんスペイン語学科に3 年次編入するつもりです」と明るく話していた。サマープログラム 学研都市キャンパスの学生と、9月1日に入学したばかりの留学生がゲームなどを通じて交流する「Hello FriendsFestival」が9月19日、中宮キャンパス国際交流センターの学生ラウンジで行われ、学研から44 人、留学生22人が参加した。フェスタは普段、中国以外の留学生とふれ合う機会が少ない学研の学生と、日本にまだ慣れない留学生が打ち解け合い、親しくなって欲しいとの目的で、学研で新入生の相談にのっている「シニア・スチューデント・メンター」の15人の企画で開かれた。 初めは学研生同士が固まって座っていたが椅子取りゲーム(フルーツバスケット)が始まると一斉に突進。椅子から外れた人へのインタビューでは笑いが起こり、瞬く間に和やかな空気が流れた。また、自分の後ろのボードに書かれた言葉をゼスチャーを見ながら答える「HeadsUp」ゲームでは、簡単な言葉に答えられなかった留学生が大袈裟に悔しがる姿に、笑いが起こった=写真㊦。 最後の障害物競争は留学生による「箸で豆つまみ」からスタート。悪戦苦闘しながらも早い学生は巧みな箸使いで一気に平らげた。次に待ち構えるコーラの早飲みでは、以外にも体力に自信ありげな留学生が苦戦。大きなため息をはきながらやっと飲み干した。プリン早食い、ピンポン球入れをクリアして最終関門に。 最後は、新聞紙を使ったタワー作りに挑戦=写真㊤。タワーから手を離した状態での高さを競った。学研生と留学生の息の合った見せ場だったが、どのチームも手を離すとすぐに転倒。それでも共同作業で作り上げたオブジェを囲んで満足げに健闘を讃え合っていた。 参加したファリッシュ・ジェニーさん(ノースカロライナ州立大シャーロット校)は「学研の学生さんは優しくて面白い。趣味や好きなモノが同じだった。日本の文化と日本人のルールを守るところが好き」と満足そうだった。また、国際言語学部3年生の佐々木悠さんは「英語で遊べて良かった。留学生の友達も出来た。教職をめざしているので、(ゲームなど)きょうの活動を実習で使っていきたい」と話していた。 大阪府のグローバル・リーダーズ・ハイスクールに指定されている府立四條畷高校(清水隆校長)の生徒21人が9月19日、中宮キャンパスのICCを訪れ、留学生と交流した。カード遊びやペーパーブリッジをともに作るなど笑いいっぱいの交流となった。 同校はこれまで、語学学校などと国際交流を図ってきたが今回、「海外留学生グローバルインターンシップ」で同校の教壇に立った留学生のアニタさん(ハンガリー・ペーチ大学)との縁で、アニタさんが中心となって作り上げたシナリオに沿ってプログラムが進められた。まず、アイスブレイキングゲームで打ち解け合ったところで、グループ分け。各グループに今回参加した留学生16人が振り分けられ、高校生と共同作業した。 カードゲームは、カードに書かれた図書館などの施設名を、使ってはいけない単語を避けながら説明するというもの。続いて、「砂漠に持って行くとすれば、優先順に持って行くモノは何か。なぜそのモノが必要なのか理由を説明する」グループワークで、グループ代表が全員を前にして理由を話した。 メーンイベントは「ペーパーブリッジ対決」。紙50 枚を使用して、どうすれば強度のある橋が作れるかの競争。各グループが、ホワイトボードに設計図を描き、紙を丸めたり、三角形に折り曲げたり、工夫を凝らしながら作業を進めた=写真。留学生のアイデアに「こうした方がいいと思う」と高校生が英語で語りかけ、「なるほど」の返事に笑いが起こっていた。橋は、ペアとなるグループが半分ずつ作り、2つがうまく合体できるかも競った。 強度コンテストでは、テーブルとテーブルの間に渡した橋に、チロルチョコレートがいくつ乗るかで勝負。チョコが積み上がるごとに固唾を飲む高校生と留学生。チョコが崩れ落ちるとため息が漏れた。結局、244 個を積み上げたグループが優勝した。 ほぼ一日がかりのプログラムを終えた高校生は、留学生と肩を組んだり、握手をして別れを惜しんだ。1年生の男子生徒は「自分の考えを伝えることができて楽しかった。たぶん、伝わったと思う。留学生の話は少し早すぎて分からないところもあったので、もっと英語が分かるようになりたい」と振り返った。この日のイベントは、読売テレビのクルーが取材に訪れた。オープンキャンパスでお手伝いようこそ!留学生と話そうキャンパスツアーではガイド役オープニングの会場で